少子化対策として、卵子の凍結保存の研究に全国の自治体で初めて公費助成している千葉県浦安市は、共同研究している順天堂大学浦安病院で1例目の卵子凍結を行ったと先日発表したそうです(YOMIURI ONLINE)。浦安市などによると、女性は今年3月に開かれた同病院の倫理委員会で、卵子凍結が了承された4人のうちの1人で、5月30日に凍結保存が行われたそうです。国内では、卵子の凍結保存は、がん治療などで卵巣機能が失われる女性を対象に始まったそうですが、卵子の老化による不妊を防ぐために凍結保存する健康な女性も増えているとみられるそうです。浦安市は昨年度から同病院に年間3000万円を助成し、市内の20~34歳の女性を対象に、希望者を募ってきたそうです。本人と家族向けのセミナーには3月末までに延べ41人が参加したそうです。この助成は3年間継続する方針とのことです。
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