消費税の増税議論に関して、低所得者への負担を軽減する方策の1つとして消費税分を還付することも考えられると菅総理大臣が盛んにアピールしていました。昨日の街頭演説3か所で同様の発言をしていたようですが、還付対象となる所得の範囲が当初は200~300万だったのが300~350万、そして3か所目では300~400万と徐々に上昇。しっかりと映像で流れていました。思いつき発言であることが分かる内容です。対象所得を決定する根拠がないことや、与党内でも十分に議論していないが、こうした発言になるのだと思います。こうした思いつきを政権与党の党首、そして内閣総理大臣がすることなのでしょうか。たとえ思いつきでも、それを聞いた国民は信じて当然だと思います。おそらく、議論の材料としての発言という趣旨なのでしょうが、結局は衆議院で圧倒的多数を持つ与党の意見が通るわけですから、その発言は非常に重いと思います。密室の会議の中での発言と違い、選挙での演説の場合は国民との約束になるという認識が欠如しているのでしょうか。どうも、危うくて・・・・・。本当に日本の将来は大丈夫なのでしょうか・・・・・。
最新の画像[もっと見る]