http://www.sozo.ac.jp/department/health_science/examination
ノーベル化学賞は3名の共同受賞。クリックケミストリーが授賞理由。
共同受賞者3名のうち1名は、2度目の受賞とのこと。何度でも受賞できるのですね。
ノーベル物理学賞は量子情報科学の先駆者3名に贈呈されたそうです。
量子コンピューターにつながる業績とのことです。
今日は、化学賞です。
昨日の生理学医学賞を皮切りに、ノーベル賞各賞の発表が来週月曜日にかけて行われるそうです。
生理学医学賞は、「絶滅した人類の遺伝情報解析と人類の進化に関する研究」のペーポ博士でした。日本人の受賞が期待されていましたが・・・・・。
今日は物理学賞、明日は化学賞です。
授賞理由を含めて注目です。
基礎研究の意義に関して個人的な考えを述べてみたいと思います。基礎研究者の独り言と捉えてもらったほうがよいかもしれません。ですので、批判などは受け付けませんのであしからず。
〇大学院で基礎研究をしても、臨床には役立たない。
〇大学院で基礎研究をする人は、基礎研究者への道へ志す人。基礎研究者としての将来的に生活していくことはできないし、自信がない。
などなど。大学院で基礎研究を行うことに否定的な考えを持つ人が多いような印象があります。特に、臨床で活躍しているコメディカルの方にはその傾向が強いと思います。
でも、こうした基礎研究に対する考え方は正しいのでしょうか?介入刺激に対する細胞や組織、人体の応答の詳細とその機序が明らかでないような臨床場面を想定した介入研究をして得られるものは何でしょうか。
基礎研究では、普遍的な仕組みを追究します。それを基盤として応用、つまり臨床応用が成立するものが多いと個人的には思います。もちろん、こうした基礎研究の位置づけが当てはまらないケースもあることは承知しています。
また、基礎研究は「研究」という作業の基本スタイルだと思います。つまり、基礎研究で修得した物事に対する考え方は臨床場面でも大いに役立つものだと思います。
さらに、基礎研究ではバックグラウンドを異にする研究者が集まっているのが一般的かと思います。逆に、臨床研究では同じバックグラウンドの研究者が集まるケースが多い印象を持ちます。つまり、いわゆる学際的な視点や研究ネットワークを獲得するには基礎研究が適していると考えられます。
(続く)
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