大阪での二つの展覧会。その長い滞在から帰ってきた。
帰りに福井に寄り、つーさんとイカ釣りでもやろうと思っていたが、
生憎、タイミングが悪くそれも出来なかった。
福井はまだ親イカは釣れていないらしいが、相変わらず彼はデカメバルを釣り続けており、
独りテトラに立ち、延々と釣り続ける彼の背中を想うと、俄然、小生もやる気が沸いて来るのであった。
帰ってくるや荷物もほどかず、いても立ってもいられない気持ちで海へ向かった。
先ずはデカメバル本命ポイント、ライトフットの崖である。
海は凪ぎ、初夏の柔らかい風が後方から吹いていた。
空も分厚い雲が細い三日月を覆っている。
真っ暗。
まずはアスリートリップレスを付けて第一投、ゆっくりと引いてみた。
このポイントは凪で釣れたことはない。
しかし、手前磯際まで引いてきたところでガツンと来た。
おっと!!
ロッドを立てリールを巻く。案外重い。
魚は必死に根に潜ろうとするが、そうはさせない。
バラさないように気をつけて抜き上げる。
堂々とした魚体だった。
計ってみると27センチ。
いつもならここでそいつの写真が来るところだが、カメラを忘れてしまった。
一投目から来るとは、今日はいい日なのかもしれない。
しかし、その後はアタックして来るもののサッパリ乗らない。
ワームに替えてやってみるとかからないでもないが、20センチ弱の小さいやつばかり。
粘ってみる。
時折、25センチ弱がかかる。でもデカイやつはかからない。
・・・移動。
イージーテトラ。
ここは2.5グラムのジグヘッドにガルプでやってみる。
一投目、左テトラ際を狙う。
ココン!小さいアタリ。二度目のココンで合わせる。乗った。
重いが大したことはなかった。
26センチ。
その後暫くはどの方向でも頻繁にアタリがあり、柔らかく合わせると確実に乗って来る。
みな25センチ弱。
サイズが今ひとつだが、頻繁にアタリがあるのはやはり楽しい。
メバルの引きというものをしっかり感受する。
そして足元で一際でかいアタリ。ガツンと引ったくった。
沖へと走る。ロッドがしなる。
おお!!でかいぞ。
そやつ水面で跳ねた。スズキだった。
走るのをいなしながら、ゆっくりと引き寄せる。勿論玉網などない。
水際のテトラまで降りて、リーダーをとり、直接口を掴もうとした途端、激しく跳ねてジグヘッドが外れちまった。
その後、フグの猛攻で暫くアタリは止まったが、左方向テトラ際の底を丹念に探っているうち、わずかなアタリ。
でも乗らない。
しつこく同じところを狙っていると、また魚信。そこでストップして少し待つと案の定コンコンときて、次のコンで合わせる。
乗った。こいつは重く強く引いた。左のテトラの根に潜ろうとするのをロッドを沖に突き出し引き剥がす。
デカイぞ、心は踊る。
いち、に、の、さん!で抜き上げ、空中しっかりと左手でキャッチする。ここで暴れて落とすとそれまでだ。
頭に藻を被ったそいつは不敵な面構え。
藻の隙間からでかい目がこちらを睨む。
しかし、力の割には身体は小さかった。計ってみると26センチ。
尺クラスに違いないと思ったのだが。
まあ、こんな勘違いはよくある。
いつの間にか空は晴れて、水平線の上に北斗七星が傾いていた。天頂右を天の川が横切り、悠々と白鳥が羽を伸ばしている。
季節はすでに夏なのだ。
そろそろメバル釣りも終わりである。
釣果は27センチを頭に15匹キープした。
帰りに福井に寄り、つーさんとイカ釣りでもやろうと思っていたが、
生憎、タイミングが悪くそれも出来なかった。
福井はまだ親イカは釣れていないらしいが、相変わらず彼はデカメバルを釣り続けており、
独りテトラに立ち、延々と釣り続ける彼の背中を想うと、俄然、小生もやる気が沸いて来るのであった。
帰ってくるや荷物もほどかず、いても立ってもいられない気持ちで海へ向かった。
先ずはデカメバル本命ポイント、ライトフットの崖である。
海は凪ぎ、初夏の柔らかい風が後方から吹いていた。
空も分厚い雲が細い三日月を覆っている。
真っ暗。
まずはアスリートリップレスを付けて第一投、ゆっくりと引いてみた。
このポイントは凪で釣れたことはない。
しかし、手前磯際まで引いてきたところでガツンと来た。
おっと!!
ロッドを立てリールを巻く。案外重い。
魚は必死に根に潜ろうとするが、そうはさせない。
バラさないように気をつけて抜き上げる。
堂々とした魚体だった。
計ってみると27センチ。
いつもならここでそいつの写真が来るところだが、カメラを忘れてしまった。
一投目から来るとは、今日はいい日なのかもしれない。
しかし、その後はアタックして来るもののサッパリ乗らない。
ワームに替えてやってみるとかからないでもないが、20センチ弱の小さいやつばかり。
粘ってみる。
時折、25センチ弱がかかる。でもデカイやつはかからない。
・・・移動。
イージーテトラ。
ここは2.5グラムのジグヘッドにガルプでやってみる。
一投目、左テトラ際を狙う。
ココン!小さいアタリ。二度目のココンで合わせる。乗った。
重いが大したことはなかった。
26センチ。
その後暫くはどの方向でも頻繁にアタリがあり、柔らかく合わせると確実に乗って来る。
みな25センチ弱。
サイズが今ひとつだが、頻繁にアタリがあるのはやはり楽しい。
メバルの引きというものをしっかり感受する。
そして足元で一際でかいアタリ。ガツンと引ったくった。
沖へと走る。ロッドがしなる。
おお!!でかいぞ。
そやつ水面で跳ねた。スズキだった。
走るのをいなしながら、ゆっくりと引き寄せる。勿論玉網などない。
水際のテトラまで降りて、リーダーをとり、直接口を掴もうとした途端、激しく跳ねてジグヘッドが外れちまった。
その後、フグの猛攻で暫くアタリは止まったが、左方向テトラ際の底を丹念に探っているうち、わずかなアタリ。
でも乗らない。
しつこく同じところを狙っていると、また魚信。そこでストップして少し待つと案の定コンコンときて、次のコンで合わせる。
乗った。こいつは重く強く引いた。左のテトラの根に潜ろうとするのをロッドを沖に突き出し引き剥がす。
デカイぞ、心は踊る。
いち、に、の、さん!で抜き上げ、空中しっかりと左手でキャッチする。ここで暴れて落とすとそれまでだ。
頭に藻を被ったそいつは不敵な面構え。
藻の隙間からでかい目がこちらを睨む。
しかし、力の割には身体は小さかった。計ってみると26センチ。
尺クラスに違いないと思ったのだが。
まあ、こんな勘違いはよくある。
いつの間にか空は晴れて、水平線の上に北斗七星が傾いていた。天頂右を天の川が横切り、悠々と白鳥が羽を伸ばしている。
季節はすでに夏なのだ。
そろそろメバル釣りも終わりである。
釣果は27センチを頭に15匹キープした。
この間会った時、なんだか枯渇状態でしたものね。
また月末あたり予定が合ったら遊んでください
枯渇状態、その通り。
禁断症状ではなかったな。
病的状況から少し脱したかな。うっはっは。
月末あたり、いいよ、メバル釣りに行こう。