永遠に、幸せになりたい。    by gorosuke

真夜中、いいおっさんが独り海に向かって延々と竿を振る。
アホだな。でもこのアホ、幸せなんだよなあ。

嗚呼、イカ釣り!!ベイトでやってみた。

2011-10-01 | アオリイカ
8月はシュノーケリングでの海遊び。9月はじめは名古屋方面での展覧会でほぼ2ヶ月あまり釣りから遠ざかっていた。

展覧会の仕事も終わった9月23日、さいたまから友人Gさんが男の子二人を連れてやって来たのでみんなでイカ釣りに出かけた。
今季初のイカ釣りだし、友人と子供たちにもイカ釣りの楽しさを味わってもらおうと期待したが全く釣れなかった。
釣れないというより、イカの存在がなかった。

そんな状況だったが、最後にやっとこGさん釣り上げた。
小さいやつだったが、子供たちも生きているアオリイカを見ることができ、よかった!!




地元の漁師さんたちも今年はアオリイカが少ないと言う。
連れ合いが言うには魚屋さんでは小さいのが一杯400円もするのだそうだ。

昨年はいい年だったが、今年は駄目なのか。
しかし、そう思いたくはない。
まだ本格的にイカ釣りをやった気がしなかった。



Gさんたちが帰って3日目、28日。
気合いを入れ、朝まづめを狙って昨年の本命ポイントに出かけてみた。
輪島の磯である。

海は荒れ気味だったが、風は追い風、先客もいず悪くなかった。
3.5号エギを付けてフルキャストする。
追い風に乗って遠くまで飛び着水する。
朝の海に独り立ちルアーを投げる。
何も考えることなく、目の前の海と水平線だけである。
なんだかワクワクと嬉しいのであった。

しかし、噂通り渋かった。海は美しいが、沈黙したままだ。
キャストを始めて2時間、釣れたのは小さいのが一匹。
イカの釣り方を忘れたのか?
昨年のことを思い出しながら二段しゃくりや連続ダートなどやってみるのだがアタリはなかった。
でも、帰る気にはならない。時間はたっぷりとある。

気分転換、ロッドを替えてみた。
ベイトロッドである。
この冬からベイトでのイカ釣りを考えていたのだが、偶然オークションに出ていたイカ用ベイトロッドを安く手に入れた。リールはスズキ釣りに使っているアンタレスだ。して今日がそれらベイトタックルでの初挑戦というわけである。
フルキャストしてみる。やはり飛距離はスピニングに比べ5メートルくらい短い。
シャクリも案外簡単に出来るが、慣れないせいか違和感がある。
その感じは新鮮でもあり、楽しくもある。
違和感のないシャクリ方を探しているうちに、ゴッと重さが乗った。
紛れもなくイカだった。
アンタレスでイカを引き寄せる。初の体験、面白かった。
15センチクラスだったが、兎にも角にもベイトでの初イカである。



そして、次のキャスト、続けてヒット。



その次も掛かった。



突然の爆釣モードである。
時合いらしかった。
時計を見ると7時半を回ったところ。

その後もヒットは続いたが、






長くは続かず少しアタリが遠のいた。
群れが移動したのかも知れぬ、スピニングに替え遠くを狙ってみる。

しかし、アタリは戻って来ない。

30分も経っただろうか、遠くの底辺りで一際重い感触、藻の塊とも思ったがそうではなかった。グイグイと引く。ロッドの先端がお辞儀する。
遠くからゆっくりと引き寄せる。これぞイカ釣りの醍醐味である。



暫くしてやはり遠くのボトム、重さが乗った。
先程よりさらに重かった。引きも強い。
引き寄せる。
ああ!!楽し!!



18センチ。このサイズになるとやはり嬉しい。


その後、もう一匹。




そして、アタリは途絶えた。

時間は10時半。太陽は高く昇り、暑いくらいだった。

釣果は5時間粘って15杯。
その殆どは7時半前後の1時間弱のベイトでの釣果である。
大した釣果ではないものの、釣れないことはないということを確信した。



ベイトタックルでの初体験も楽しかった。
遠くは狙えないものの、手返しは良く、近場の数釣りには適しているかも知れない。
私は基本的にベイトリールが好きなので、これからこいつでのシャクリ方、釣り方を作っていくのも楽しみだ。



ロッド;オリムピック カラマレッティプロトタイプ862MH  ダイワ エメラルダスST84MB
リール;ダイワ セルテートフィネスカスタム2506    シマノ アンタレスDC
ライン;ラパラ ラピノヴァ-X マルチゲーム0.8号(セルテート) ラパラ チタニウムブレイド1.5号(アンタレス) 
リーダー:フロロカーボン3号
ルアー;デュエル アオリーQ3.5号  ヤマシタ エギ王Q3.5号各色