えすみの日記

ふつーの主婦ですが、日本の未来を真剣に考えたい!

国連の正体(平和維持機能編)

2010-11-10 11:56:55 | 外交、国際関係
国連って国際平和のための機関じゃなかったの??

私が馬鹿でした…(;´д`)

落武者さんのブログ「風林火山」に 国連の正体を詳しく述べている記事があり、大変勉強になったので転載します。本文はとっても長いので一部カットさせていただきました。


以下転載↓



日本人は国際連合(国連)を、絶対的な国際平和維持ための神聖なる機関と信じてやまない。

加えて、民主党は、自衛隊を解体し、日本の治安は国連軍(外国人)に任せるのが良いなどと、愚にもつかぬたわごとをならべている。

その国連の本質とは、≪第二次世界大戦で、日本に宣戦布告した国(戦勝国)が、戦後の世界での実権を得るために創設された組織であり、現在では世界での実権を得た核保有国クラブ≫ということだ。

つまり世界平和の大儀は、単なる名目に過ぎず、常任理事国どうしが世界での実権と自国の国益が最優先される権力闘争の舞台でしかない。

その証拠に、国連創立後に、国連による平和維持が機能したのは、後にも先にも1950年に勃発した朝鮮戦争の時、1度だけであり、その後、ソ連は他国へ侵攻を何度も繰り返し、また中国は他国への侵略と虐殺を17回も行ったが、常任理事国として拒否権を持つソ連と中国に対して、国連軍が出動したことは一度もなかった。(中略)
国連が国際平和維持の機能を果たしたのは、一九五〇年の朝鮮戦争ただ1回きりである。それ以外は後にも先にも一度もない。

なぜ朝鮮戦争のときだけは有効に機能したのかといえば、当時の安保理常任理事国の席は米英仏ソ以外には中共ではなく国民党政権(台湾)が座っており、さらにソ連が「国連から国民党政権を追放して中国共産党政権と交替させよ」という提出議案が否決されたことに抗議して安保理出席をボイコットしていたからである。

つまり北朝鮮と中共の共産軍が南侵し、国連がそれを軍事的に阻止しようとする安保理決議(一九五〇年六月二十七日)に対して、拒否権を行使する国がなかったからなのだ。

このアクシデント的な唯一のケースを除き、国連が世界の平和維持に役立ったことは以降ただの一度もない。

例えば一九五六年、ワルシャワ条約機構脱退と中立を宣言したハンガリーヘソ連軍が侵攻し、ハンガリーのナジ首相を反逆罪で処刑したハンガリー動乱でも、国連は手も足も出なかった。

また一九六八年、ソ連支配下からの独立を目指したチェコスロバキアに対してソ連軍はプラハに侵攻し、その占領は一九九〇年まで続いたが、国連はまったく動いていない。

つまりソ連にとって国連はなんかは拒否権を使えばどうにでもなる玩具にすぎなかった。

そしてハンガリーやチェコスロバキアがソ連に占領されるに至った最大の原因は、両国が強い同盟国を持たなかったことに尽きる。国連総会は事実上ソ連の支配下にあり、安保理は拒否権行使できるため、同盟国が存在しない以上は国際社会はハンガリーやチェコスロバキアを見捨てるとソ連は読んでいた。そして事実その通りとなった。

このように朝鮮戦争以降は米ソの互いの拒否権行使合戦(ソ連百五十回、米国六十八回)によって、国連安保理は単に両国が相手を罵倒するだけの政治宣伝の場と化していた。

そしてそれはソ連崩壊後も、米中の対立にロシアやフランスの思惑が絡んだ一層複雑な国益闘争の場となっただけで何も変わっていないのだ。(中略)

そして今や国連は完全に中国のご用機関になり下がり、中国のやりたい放題が看過されているのが現状だ。

↑転載ここまで

これを読んで恐ろしいと感じるのは
日本をまさに侵略しようとしている(尖閣諸島、沖縄の領有を宣言しはじめている)中国が本当にそれを実行しても国連は全く役にたたないってことがはっきりわかります。

幸い上記のハンガリーやチェコと違って日本にはアメリカという強い同盟国がいます。

しかし、沖縄基地問題やテロ情報漏洩などその同盟に亀裂をうみつつある問題も次々に浮上。今、日本にとって日米同盟は命綱に等しいものであり、絶対死守すべきものだということを多くの日本人に自覚していただきたいとおもうのです。

最新の画像もっと見る