えすみの日記

ふつーの主婦ですが、日本の未来を真剣に考えたい!

ウォールストリートのデモ隊は日本の味方

2011-10-07 23:50:52 | 外交、国際関係
いま、アメリカのウォールストリートに対して起こっている全米デモ。
これは日本にとっても、重大な意味を持ちます。
なんと、あのデモをしている人たちは、『日本の味方』になってくれる可能性大だというのです。

どーいうこと???


藤井ゲンキ先生が下記ページで詳しく解説してくれています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
http://www.gemki-fujii.com/blog/2011/000799.html
【抜粋】

9月17日以来、継続しているニューヨークのWallStreet(金融街)を占拠しようという運動「Occupy Wall Street」は、何故、生まれてきたのでしょうか。
また、その運動の意味するものと、目指すものは何なのでしょうか?
0-wallstreet01s.jpg

 それを説明したいと思います。

 この運動は、一言でいえば、失業が増大し、格差が拡大するアメリカ社会を改革しようとして、左派リベラル派から生まれてきた抗議運動です。
失業増大、格差社会に対する右派から生まれてきた抗議運動の代表が「TeaParty運動」です。
 TeaParty運動とウォールストリート占拠運動は、右派と左派の違いこそありますが、その共通点は、「草の根の人々が、大企業優遇の格差社会に対して立ち上がった抗議運動である」という点です。

 デモクラシーの社会であるべきアメリカが、気がついてみたら大企業優遇の富裕層にのみ有利な社会になっていた。

この事に覚醒したアメリカの勤労者大衆が、自発的に起こしてきた運動が、右派(保守派)では「TeaParty運動」となり、左派(リベラル派)では、 「Occupy Wall Street運動」となったと言えるでしょう。
その点で、この2つの運動は、共にアメリカの原点に戻り、アメリカ国民の手にデモクラシーを取り戻すという、意味を持っています。
 これら2つの運動は、革新運動であると同時に、アメリカの原点に戻るという復古運動でもあります。
この点を正確につかんでおく事が必要でしょう。
(この事は『日本人が知らないアメリカの本音 』に詳しく書いております。)

 日本人の立場からすると、このウォールストリート占拠運動は、明らかに歓迎すべきものです。
この運動のアジェンダに、反TPPは未だに出てきていませんが、彼らの政治傾向からすれば、大企業優遇のTPPには、明らかに反対のはずです。
(TeaParty派は明確に、反TPPです。)

 TPPは、日本の国益を大きく損なうものです。
TPPをつぶそうという立場からいえば、このウォールストリート占拠運動は、明らかに日本の国益にも味方するものです。

 日本の一部には、この運動を、日本で起きた「派遣村」と同一視する人がいますが、これは明らかに誤りです。
派遣村の運動を行なった日本の市民派左翼は、明らかに「反日」であり、日本の愛国者ではありませんでした。
アメリカの左翼に「反米主義者」はいません。
ウォールストリート占拠運動も、謂わば「愛国派左派」が起こした運動です。

 アメリカン・デモクラシーの原点に戻り、アメリカを取り戻そうというのが、この運動の原点です。
日本の派遣村とは全く異質である事を、日本人はシッカリと認識しておく必要があるでしょう。

(中略)
Occupy Wall Street運動を日本人の視点から見てみましょう。
この運動は明らかに日本の国益にプラスの作用を果たしています。

この運動の参加者は明言してはいませんが、その反大企業主義の立場からして、彼らがTPPに反対であるのは明らかです。

日本の国益を大きく損なうTPPに反対しているこの運動は、日本の国益にかなっています。
私はかねてからTPPをつぶす為には「アメリカの草の根の人達」と協力するべきである、と訴えてきました。

今や、日本の反TPP運動のパートナーとなる人々が、アメリカの左派から生まれてきた事になります。
アメリカの右派のティーパーティー運動は、もとより明確にTPPに反対していますから、日本の国益派は、アメリカのこの左右の草の根運動と手を携えてゆけば、それは極めて賢い政治戦略となるでしょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山田としお議員のメルマガで紹介されていたアメリカの見解
http://www.yamada-toshio.jp/mailmagazine/txt/00238.html
などをよんでも、
その後の続報
http://www.yamada-toshio.jp/mailmagazine/txt/00239.html
でも、

アメリカでTPPはそれほど、重要性がないのでは?
って感じられてしょうがなかったのですが、なるほど、こういうことなんですね。

TEA PARTYが反TPPってはじめて知りました(汗)

来年、アメリカ大統領選挙あるのに、
こんな草の根の庶民の大反対を無視して、大企業だけ得する、TPPこのまま続けられるんでしょうか??

日本としては、これらの草の根運動の行方をしっかり関心もたなきゃいけませんね。
マスコミは本当の意味を伝えないだろうから。



最新の画像もっと見る