えすみの日記

ふつーの主婦ですが、日本の未来を真剣に考えたい!

「グロ​ーバル恐慌の真相」中野剛志×​柴山桂太

2012-01-22 23:28:32 | 外交、国際関係
http://www.youtube.com/watch?v=2ixMwLwzb-w

http://www.youtube.com/watch?v=Hu4JLFs60C0

http://www.youtube.com/watch?v=Hu4JLFs60C0

http://www.youtube.com/watch?v=kV-ozyWlybI

http://www.youtube.com/watch?v=UQYI1oIvY-Y

http://www.youtube.com/watch?v=HltyOecN6k8

http://www.youtube.com/watch?v=9P4EnnYpbos

http://www.youtube.com/watch?v=BjibJhCV7Sw


中野剛志さんと柴山桂太さんが共著をだしたことを記念しての対談。

共著ってのはこちら↓
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AB%E6%81%90%E6%85%8C%E3%81%AE%E7%9C%9F%E7%9B%B8-%E9%9B%86%E8%8B%B1%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E4%B8%AD%E9%87%8E-%E5%89%9B%E5%BF%97/dp/4087206203/ref=cm_cr_pr_product_top


で、対談の内容はグローバル資本主義について。構造改革について。TPPについて。

合計2時間ですが、
おもしろーい!
すごく勉強になりました。

おぼえておきたい要点

・リーマンショックの原因はグローバル化をおしすすめすぎたから
・グローバル化は投資を呼び込みやすくするために各国の国内法をかえて、それぞれの国境をなくすこと
・いま、日本ではTPP以外にも投資をよびこみやすくするために法律をかえようとしている(例、民法など)
・アメリカ・欧州の経済学界ではグローバリズムを否定する動きが出始めている
・構造改革の目的は市場原理でなんでも動かせるようにすること。
・構造改革に反対するのは、利権や弱者を守る政治家。
市場原理主義者にとってそういう政治家はじゃま。だから、構造改革時、それらの議員を族議員とよんでたたいた
・TPPも構造改革も市場原理をおしすすめるためのもの
・市場原理に汲みする勢力は、小泉構造改革で郵政をたたき、道路公団や建設業界をたたき、TPPでは農業をたたいている
・郵政も建設業界の談合も道路公団も農協も市場原理をはたらかせない、市場原理から社会を守るはたらきをしてきたもの。
・これらの利権集団をたたいて一掃しても、別の(グローバル資本主義)利権集団が入ってくるだけ。しかも社会はめちゃくちゃになる
・いまの世界経済の混乱は
『グローバル資本主義』対『各国の民主主義』。この対立からおこっている

などなど・・・


ちなみに柴山さんがおもしろい予想をしていました。
いま増税のために公務員がたたかれていますが、公務員特権の排除に成功したら、次は『正社員』という特権階級がたたかれることになるだろうと。いわく、正社員は恵まれすぎていて、けしからん!って。ありえるなー。

あと、アメリカの政策決定者が国民のことを考えずに、グローバル企業やグローバル金融だけが、儲かるような政策ばかりやるのか?という疑問について、中野さんが答えてました。興味深かったですね(くわしくは動画ごらんください)

グローバル資本主義イコール『底辺への競争』。世界中で貧富の差が拡大し、セーフティネットも破壊され、社会は不安定になる。グローバル資本主義で幸せになった国ってある?幸せになった国民っている?本場のアメリカでは国民は幸せなんでしょうか?
企業の儲けや効率化のために、どうして大切なものを手放さなきゃいけないの?
日本でも、グローバル資本主義はすばらしいって勢力多いみたいですね。
日本が大切なものを守るためには、グローバル資本主義の敵、民主主義をもっと機能させなくてはいけません。そのためには、民主主義をないがしろにする、民主党をたおさなくては。絶対今年中につぶさなくては。


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