えすみの日記

ふつーの主婦ですが、日本の未来を真剣に考えたい!

世界で最も反日なのは、日本人

2012-02-28 20:51:54 | 韓国
なるほどーっと思った。長いですが、転載します。
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http://udaxyz.cocolog-nifty.com/udaxyz/2011/12/post-1ee1.html
日韓首脳会談の従軍慰安婦問題に関して韓国高官にインタビュー

 「ビジネスマンですから」
 出し抜けに、このようなことを書いた。18日の日曜日に、京都において日韓首脳会議が開催された。このブログをお読みの皆様はすでにお気づきのことと思うが、私は韓国の大統領府には、輪からな事を電話で聞ける相手がいる。その人に、日韓首脳会議に関する内容を聞いたとき、韓国首脳の李明博大統領の評価である。
 すでにさまざまな報道機関で報道されているように、日韓首脳会談の中心的な内容は14日に韓国の公道上、それも日本大使館前に韓国の市民団体が設置した従軍慰安婦の像の撤去の問題になった。李明博大統領は、ある意味で親日家でもあるし日本に関する理解が深い大統領である。もちろん、「親日家」という言葉には違和感を覚える方も少なくないのかもしれないが、実際「親日的」というのは、中国や他の国と比べた相対評価であり、韓国の大統領が自国韓国の国益を無視してまで日本よりの判断をするという事はありえない。要するに「親日的」という言葉の中には「韓国の国益のためには日本と敵対することもやむなし」という意味が入っている。日本人の多くはそのことをまったく無視してしまっているので、私がこのようなことを書いたときに「韓国人が親日的なはずはない」という話をするが、それは間違いである。
 さて、その従軍慰安婦の像。私が質問したのは「なぜそのような像の設置を許したのか」「李明博大統領は、なぜ第二第三の像ができると日本を脅迫するのか」「この問題の解決方法は何か」の三点である。私の友人は韓国にいる(李大統領の随行で日本にきていることはない)ということだから、国際電話が長くなると料金が高いので、この三点に絞って話をした。
 その前に、その前提となる日韓首脳会談について、今日は産経新聞の記事から。産経新聞は、このようなときに解説記事などをせずに、要旨だけを載せた記事もしくは会話の文字お越しを掲載していただけるので、非常にありがたく思っているのである。

事なかれ主義露呈?日韓首脳、前夜に異例の懇談

 来日早々、在日本大韓民国民団(民団)の会合で元慰安婦をめぐる問題の解決を日本側に求めた韓国の李明博大統領。18日の野田佳彦首相との会談でも大統領は同問題を取り上げるとみられるが、野田外交の基軸が問われそうだ。
 民団会合での発言を知ってか知らずか、首相は京都迎賓館で大統領を笑顔で出迎え、懇談に臨んだ。
 正式な首脳会談があるにもかかわらず、前日に懇談を行うのは珍しい。懇談は16日に突如設定され、両首脳の通訳だけが同席を許される事実上「一対一」のひざ詰めの場となった。
 異例の懇談は「未来志向の日韓関係」に影を落とす事態が次々と起きていることの裏返しでもある。
 韓国側は賠償請求問題を蒸し返し、反日団体は14日にソウルの在韓日本大使館前に「慰安婦の碑」を設置。日本固有の領土の竹島をめぐっては11月上旬に管理事務所建設計画が判明し、韓国国会議員主催のコンサートまで開かれた。
 いずれも首相が就任後初の外遊として10月中旬に訪韓した後の話で、日本政府の中止要請はことごとく「無視」された。それだけに、懇談を行うことで「首脳間の信頼関係を築く」(外務省幹部)必要があったようだ。
 慰安婦問題をめぐり民主党内には何らかの対応を求める意見もある。大統領発言を受け前原誠司政調会長は「お互いに知恵を絞り合い、問題を一歩一歩乗り越えていくことが大事だ」と語った。ただ、首相が「事なかれ主義」に陥った外交を行えば、将来に禍根を残すのは間違いない。(坂井広志)

配信元:産経新聞 2011/12/18 01:10更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/538852/

李大統領「第2、第3の像が建立される」

 【慰安婦問題】
 李明博大統領 日韓関係の障害となっている。この問題を優先的に解決する真の勇気を持つ必要がある。大きな見地からの政治的決断を期待している。
 野田佳彦首相 日本の法的立場は決まっている。決着済みだ。これからも人道的な見地から知恵を絞っていきたい。日韓関係全体に悪影響を及ぼさないように大局的な見地からともに努力することが大事だ。
 【慰安婦の碑】
 首相 在韓日本大使館前に慰安婦の碑ができたことは誠に残念だ。早期に撤去を求める。
 大統領 日本政府がもう少し関心を示してくれれば起きなかった。誠意ある措置がなければ(元慰安婦の)おばあさんが亡くなるごとに第2、第3の像が建立される。
 【竹島】
 首相 日本側が提起している困難な問題もある。
 【歴史研究】
 大統領 日韓歴史共同研究などを基に「共同教科書」を作ることができるよう期待する。
 両首脳 第3期の歴史共同研究開始で一致。
 【北朝鮮問題】
 首相 日韓米3カ国の連携が重要だ。非核化実現のために、北朝鮮の具体的な対応を求めたい。拉致被害者の一日も早い帰国が最も重要だ。
 大統領  拉致問題について協力を惜しまない。日本の立場に非常に共感している。
 【経済連携】
 首相 日中韓自由貿易協定(FTA)の共同研究完了を歓迎する。3カ国の投資協定妥結が重要だ。
 【安全保障協力】
 両首脳 日韓軍事情報の交換促進について協議。

2011.12.18 22:07 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111218/plc11121822090010-n2.htm

 さて、ここまで読んでいただいて、上記の私と韓国交換の会話の「要旨」をここでご紹介したい。
宇田川 「なぜそのような像の設置を許したのか」
韓国高官 設置の許可はしていないと思う。少なくともソウル市までは調べたが許可はされていない。最小行政区の設置許可もしくは口頭の黙認があった場合はわからない。ただし、許可をしていないということは、それだけ簡単に撤去ができるということである。日本がわの毅然とした撤去要求があれば、韓国はすぐにでも撤去できる。そのときに撤去の理由で李明博政権が倒閣されないように、あらかじめ許可を出さず、いつでも正当に法律に従って撤去できるようにしているのである。

宇田川 「李明博大統領は、なぜ第二第三の像ができると日本を脅迫するのか」
韓国高官 李大統領はビジネスマンだから、自分の所属するところがどのようにしたら儲かるかを知っている。韓国という国家は、現在非常に資金的に乏しい。特に中国に対して投資してしまったり、北朝鮮に送金したりとわけのわからない資金の海外流出があるから非常に大きな問題だ。至急にその穴埋めを行わなければならない。そのときに中国やアメリカと交渉するよりも、日本の政治家と交渉したほうがすぐに資金が調達できる。特に、民主党政権の中には、従軍慰安婦の代理人をしている法律家がいる(仙谷由人のことと推定される)。日韓基本条約があっても、そのような活動をしている人が政権の中枢にあるのだから、首相一人が何を言っても甘利意味がない。そのような人が政権中枢にいるということは、ひとつで脅迫しながら片方で情に訴えれば、いくらでも金が出てくることを意味する。それも借りるのではなく、返さなくて良いカネが来る。元従軍慰安婦個人に払ったとしても、税金でとることができるのだから、楽な話だ。民主党が政権の間に、「アメとムチ」を使って圧力をかければ、資金も財宝も領土も主権も何でも差し出してきてしまう。韓国が期待しないものまで勝手に帰ってくる。民主党の政権のように何もわからず、国を売る人が政権の座にいる間に、韓国は自国の国益を実現しなければならない。逆に言えば、日本はそれだけ韓国に出しても国がつぶれないほど発展しているという、うらやましいことでもあるのかもしれない。

宇田川 「この問題の解決方法は何か」
韓国高官 宇田川さんの意向では、当然に日本が日本の国益を実現するためにはどうしたらよいかということ。当然に、今回のことで、日本国内では反韓国のデモや主張が強くなると思う。しかし、韓国側の認識は、外交交渉の常識の範囲で少し強く出れば、過剰に反応して金を持ってくる、領土も差し出してくるのが日本の現在の政権である。土肥隆一という議員は韓国まで来て「独島(竹島)は韓国のものだ」という書面にサインをした。そのような領土を他国に渡す行為をしても、いまだに国会議員でいられる。韓国ならば殺されているであろう。このほかにも、岡崎トミ子という人は韓国まで来て日の丸を汚し、日本の悪口を言って帰った。その人が大臣をしている。日本人は、韓国が悪いというが、実際は日本の中にいる日本人が最も日本を馬鹿にしているではないか。韓国においても、当然に過激なことをすれば処罰をされるが、日本は処罰をするどころか、日本を悪く言った人が議員になり大臣になれる。韓国で反日の活動をしている人も、日本人が先頭に立ってやっているのだから、それも日本の国会議員がやっているのだから、字豚地は正しいことをしているということで勇気付けられる。どんどんと過激なほうになる。そして国論を形成してゆく。日本は、本当に国益を追求するならば、日本の中にいるこのような議員たちを追放または処罰すべきであり、そのような人が大臣になれないようなシステムを作るべきである。そうでなければ、韓国と中国は永久に韓国や中国の国益のために日本に圧力をかけることになるだろう。忘れてはいけないのは、その韓国や中国の国論の形成を日本人の国会議員が主導しているということ、そしてその人が政権にいるということだ。姦奥は彼らが政権にいるあいだ、「政権になる前に韓国に対して言ったことを実現しろ」と要求することになる。彼らを政権につかせたこと自体が、日本の国益にはならないし、韓国であれば本当に暗殺されることだ。日本では満足なデモも何も起きない。次の選挙で彼らが当選するようであれば、日本は永久にこの問題を解決する手段を失うであろう。

 いかがであろうか。もちろん、私は反論をしたが、しかし、日本国民の中の問題を指摘されれば、大きな問題である。韓国の高官ははっきりと最後にこういったのである。「世界で最も反日なのは日本である」まさにその通りである。

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世界でもっとも反日なのは日本人!
自虐史観に酔って、ペコペコしてるうちに自分たちの生命、財産がどんどんおびやかされていくんです。
国内の反日日本人を絶対にみとめないって、みとめない!って空気で満々にするくらいじゃなきゃ、
反日日本人の政治家は今後も続々とあらわれるんじゃないかな。
選挙が近いとか、噂ありますね。
覚醒前は誰が反日とか、売国奴か、さっぱり?だったけど、いまは少しは見分けつくぞ。まず、民主党、公明、共産党、社民党は絶対だめ!これらはほぼ反日なので落としましょう!問題は自民党。愛国、売国が混ざってるので要注意!
次はぜったいまちがえないように今から、こころの準備しときましょう!





橋下徹という罠【愛国心を利用した詐欺師】

2012-02-28 11:01:56 | ニュース

マスコミが最近取り上げる、橋下市長って

ほんとに大丈夫か?

君が代、日の丸拒否の公務員教師をバッサバッサとなぎ倒すのはたしかに爽快!

最近は憲法9条のことも言及しだした。
憲法改正のための国民投票実施とかね。

保守派にとって、おおー・・・、いいかもー・・・
って行動をみせてくれるので、ついがんばれーと応援したくなってましたが。
彼、橋下徹はほんとに、応援すべき政治家なのか?

そもそも、TPPにも賛成してる新自由主義者だという話を先日ちらりと聞きました。この一点だけでも、売国臭ただよう危険な香りがします。

と、いうわけで、
マスコミの橋下アゲ?になにか違和感を感じているあなたにみてほしい動画です↓


橋下徹という罠【愛国心を利用した詐欺師】



もうひとつついでにこちらもみて!↓

右翼・左翼の正体と本当の愛国心【日本を守ろう!】


中島みゆきのBGMがじーんとくる・・・

放射能の正しい知識を得るための無料講演会(2月22日)

2012-02-20 21:07:03 | 地震のこと
東京都荒川区にて無料の講演会のお知らせ!

正しい放射線の知識を得て、日本に蔓延する放射線ヒステリーに惑わされず、放射線に必要以上におびえない暮らしをおくりましょう!




小坂英二荒川区議会議員のブログより↓

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http://kosakaeiji.seesaa.net/archives/20111204-1.html

そこが知りたい「放射能の嘘?本当?」講演会(平成24年2月22日(水))

★服部禎男先生を講師に選んだ理由は「こちらの漫画」を読んでいただければと思います★ 
http://www.tkd-randomhouse.co.jp/data/book/1038-4.pdf


そこが知りたい「放射能の嘘?本当?」

 「放射能は怖い!」どこかで放射能が検出されると大騒ぎ、テレビや雑誌も恐怖をあおるばかり。そんな世の中に、ちょっと待った!

 原発と放射能を第一線で見続けてきた服部禎男先生が、世の中の不安をなくしたい一心で講演を引き受けて下さいました。

 気になる放射能と今回の福島原発事故に関する素朴な疑問にわかりやすくお答えします。参加すると放射能の正しい知識が身につきます。目から鱗が落ちる話ばかりで、放射能に対する考えが百八十度変わるかも。もう、恐れなくても大丈夫。あなたの疑問もお気軽にどうぞ!

 講師の服部禎男先生は『「放射能は怖い」のウソ』の著者です。放射能を正しく知るための情報提供や意見交換の場になれば嬉しいです。

講師:服部 禎男 先生 略歴

名古屋大学電気工学科卒。東京大学工学博士。元電力中央研究所名誉特別顧問。

大学卒業後、中部電力に入社。入社翌年、東京工大原子核工学修士課程に入学。

卒業後、アメリカのオークリッジ原子力研究所原子炉災害評価研修課程へ。

昭和55年に電力中央研究所・研究開発部の初代原子力部長に就任。

昭和63年に燃料無交換超小型安全炉の発案。

平成元年に放射線ホルミシス研究委員会委員長に就任。また電力中央研究所理事に就任。

平成17年には放射線ホルミシス研究とその国際的推進が評価されバンガード賞を受賞。
  低量の放射線であれば体にいいとする放射線ホルミシスの第一人者として世界に名をはせている。

平成17年 放射線ホル   ミシス研究とその国際的推進が評価されバンガード賞を受賞。

日時:平成24年2月22日(水)
 18時30分 開会(開場は18時)

会場:ムーブ町屋 ハイビジョンルーム
(メトロ千代田線 町屋駅前)
    荒川区荒川7-50-9 センターまちや4F
(03-3819-7761)
会費:無料です! (カンパ大歓迎)

※事前予約は不要です!お知り合いもお誘いあわせの上、会場へ直接お越し下さい!
主催:頑張れ日本!全国行動委員会 東京・荒川支部
 (連絡先 大村:090-2849-3936)



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講演会後に居酒屋で懇親会もあるそうですよ!

人間を矮小化してはならぬ

2012-02-10 22:27:18 | 日本
my日本で紹介されていました。とても感動したので、紹介します。
yukakichiさんの日記。
タイトル『人間を矮小化してはならぬー 自衛官の誇りー』

転載↓

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イタリアでの豪華客船が座礁した後、ニュースになっている船長だけでなく、クルーの多くが乗客を置いて先に救命ボートに乗っていた(このニュース、私は以前、仕事でイタリアに行った際に本当に実感していましたので、今回もどうせ・・・と思っていました。あの国には二度と観光で行くことはないでしょう) 中国(ウイグル自治区)での1000人を超える誘拐や障害者が5000円前後で人身売買をされているといったニュースを最近、一気に目にして・・・
生まれて来たのが、この奇跡的な国日本で良かったと・・・本気で思いました。イタリアの客船のニュースを聞いて、思い出したのが、1999年に自衛隊機が狭山市付近で墜落した際のニュースです。
市街地で自衛隊の飛行機が墜落しかかり、自分たちが助かることを捨てた上で、市街地以外の場所(河川敷)に墜落し、飛行機を操縦していた自衛官2人とも亡くなったというものだったと思うのですが・・・

その年の卒業式に高校の校長先生が卒業式で生徒に向かっておっしゃられた講和を転載させていただきます。教育勅語の教えに通じるものがあります。



人間を矮小化してはならぬ

校長 小 川 義 男

先日、狭山市の柏原地区に自衛隊の練習用ジェット機が墜落しました。たまたま私は、寺田先生と共に、あの近くを走っていましたので、立ち寄ることにしました。すでに付近は閉鎖されていて、近くまで行くことはできませんでしたが、それほど遠くないあたりに、白煙の立ち上るのが見えました。
見上げると、どのような状態であったものか、高圧線がかなり広範囲にわたって切断されています。高圧線は、あの太くて丈夫な電線ですから、切れるときはぷつんと切れそうなものですが、多数の細い線の集まりからできているらしく、ぼさぼさに切れています。何カ所にもわたって、長くぼさぼさになった高圧線が鉄塔からぶら下がっている様は、まさに鬼気迫るものがありました。
聞くと、操縦していた二人は助からなかったそうです。二佐と三佐と言いますから、相当地位の高いパイロットだと言えます。二人とも脱出を試みたのですが、高度が足りなく、パラシュート半開きの状態で地面に激突し命を失った模様です。
以前、現在防衛大学の学生である本校の卒業生が、防大合格後航空コースを選ぶというのを聞いて、私がとめたことがあります。「あんな危ないものに乗るな」と。彼の答えはこうでした。「先生、戦闘機は旅客機より安全なのです。万一の場合脱出装置が付いており、座席ごと空中に打ち出されるのですから」と。
その安全な戦闘機に乗りながら、この二人の高級将校は、何故死ななくてはならなかったのでしょうか。それは、彼らが十分な高度での脱出を、自ら選ばなかったからです。おそらく、もう百メートル上空で脱出装置を作動させていれば、彼らは確実に自らの命を救うことができたでしょう。47歳と48歳と言いますから、家族に取りかけがえもなく尊い父親であったでしょう。それなのに、何故彼らはあえて死をえらんだのでしょうか。
実は、あの墜落現場である入間川の河川敷は、その近くに家屋や学校が密集している場所なのです。柏原の高級住宅地は、手を伸ばせば届くような近距離ですし、柏原小、中学校、西武文理高等学校もすぐそばです。
百メートル上空で脱出すれば、彼らは確実に助かったでしょうが、その場合残された機体が民家や学校に激突する危険がありました。彼らは、助からないことを覚悟した上で、高圧線にぶつかるような超低空で河川敷に接近しました。そうして、他人に被害が及ばないことが確実になった段階で、万一の可能性に賭けて脱出装置を作動させたのです。
死の瞬間、彼らの脳裏をよぎったものは、家族の顔でしょうか。それとも民家や学校を巻き添えにせずに済んだという安堵感でしょうか。
他人の命と自分の命の二者択一を迫られたとき、迷わず他人を選ぶ、この犠牲的精神の何と崇高なことでしょう。皆さんはどうですか。このような英雄的死を選ぶことができますか。私は、おそらく皆さんも同じコースを選ぶと思います。私も必ずそうするでしょう。実は、人間は、神の手によって、そのように作られているのです。
人間はすべてエゴイストであるというふうに、人間を矮小化、つまり実存以上に小さく、卑しいものに貶めようとする文化が今日専らです。しかし、そうではありません。人間は本来、気高く偉大なものなのです。火災の際の消防士の動きを見てご覧なさい。逃げ遅れている人があると知れば、彼らは自らの危険を忘れて猛火の中に飛び込んでいくではありませんか。母は我が子のために、父は家族の為に命を投げ出して戦います。それが人間の本当の姿なのです。その愛の対象を、家族から友人へ、友人から国家へと拡大していった人を我々は英雄と呼ぶのです。
あのジェット機は、西武文理高等学校の上を飛んで河川敷に飛び込んでいったと、佐藤校長はパイロットの犠牲的精神に感動しつつ語っておられました。
しかし、新聞は、この将校たちの崇高な精神に対して、一言半句のほめ言葉をも発しておりません。彼らは、ただもう自衛隊が、「また、事故を起こした」と騒ぎ立てるばかりなのです。防衛庁長官の言動も我慢がなりません。彼は、事故を陳謝することのみに終始していました。その言葉には、死者に対するいたわりの心が少しもありません。
防衛庁の責任者が陳謝することは、それはもう当然です。国民に対してばかりか、大切な隊員の命をも失ったのですから。しかし、陳謝の折りに、大臣はせめて一言、「以上の通り大変申し訳ないが、隊員が、国民の生命、財産を守るため、自らの命を犠牲にしたことは分かってやって頂きたい。自衛隊に反発を抱かれる方もあるかも知れないが、私に取り彼らは可愛い部下なので、このこと付け加えさせてもらいたい。」くらいのことが言えなかったのでしょうか。隊員は命を捨てて国民を守っているのに、自らの政治生命ばかり大切にする最近の政治家の精神的貧しさが、ここには集中的に表れています。まことに残念なことであると思います。このような政治家、マスメディアが、人間の矮小化をさらに加速し、英雄なき国家、エゴイストのひしめく国家を作り出しているのです。
人は、他人のために尽くすときに最大の生き甲斐を感ずる生き物です。他人のために生きることは、各人にとり、自己実現にほかならないのです。
国家や社会に取り、有用な人物になるために皆さんは学んでいます。そのような人材を育てたいと思うからこそ、私も全力を尽くしているのです。
受検勉強で精神的に参ることもあるでしょうが、これは自分のためではなく、公のためである、そう思ったとき、また新しいエネルギーが湧いてくるのではないでしょうか。受験勉強に燃える三年生に、連帯の握手を!


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転載ここまで。

東日本大震災でも、犠牲的精神をもって、他者を助け、命を落とした人たちがたくさんおられました。避難放送を最後まで津波がくるぎりぎりまで呼びかけ続けた女性、水門を閉じる作業のために避難が遅れた消防団員の方たちなど。
少し前まで、利己主義がもてはやされて、“自分”が第一という風潮が蔓延していた日本。

震災を通して、日本人にこういう崇高な精神が残っていたことに、感動された人も多いとおもいます。

でもね、震災がなくても、自衛隊のみなさんは『たとえ自分の命と引き換えでも・・・』という、常に犠牲的精神で、任務にあたっておられるってこと。この事故はこういうことを教えてくれてる気がします。

小川校長の講話、
>他人の命と自分の命の二者択一を迫られたとき、迷わず他人を選ぶ、この犠牲的精神の何と崇高なことでしょう。皆さんはどうですか。このような英雄的死を選ぶことができますか。

→はい。できます!と自信もって即答できませんが、もしそういう瞬間が訪れたら、大好きな日本に生まれたことに感謝して、日本人として誇りをもてるよう行動したいと思います。

一つ、いっておきたいことがあります。
よく、中東で起こる自爆テロを自己犠牲の英雄という意味で、カミカゼ・・・つまり「特攻」と同じようにとらえる人がいるかもしれません。
自爆テロと特攻は全くちがいます。
なぜなら、自爆テロは自分の命を犠牲にしますが、街中の人が多いところで、爆弾を爆発させ、必ず周りの罪のない人々を巻き込みころします。敵を倒すというより、政情不安、治安悪化を目的にしてることがおおいようです。

日本が戦争末期に行った特攻は、交戦国の兵隊のみを標的にしており、一般人を巻き込んだことはありません。日本軍はそもそも非戦闘員を攻撃をしたことはほとんどありません。逆に日本の非戦闘員が攻撃されたことは原爆のみならず、数え切れないくらい。

自爆テロと特攻を同一視してる人がいたら、認識をあらためていただけたらと思います。

なお、上記の自衛隊機墜落事故の真相はこちらの動画↓をどうぞ!

動画の最後がまた感動します!もう一つの事故の真相とは・・・

国旗の重みシリーズ 英雄編~十三秒後のベイル・アウト~