えすみの日記

ふつーの主婦ですが、日本の未来を真剣に考えたい!

陛下のご入院のうらで、祭祀の危機

2011-11-21 08:24:34 | 日本
みなさんに知ってほしいこと。以前から陛下のご公務の多さが問題になっていました。陛下がまだ回復されていない今、宮中祭祀のなかでも最重要な新嘗祭が目の前(11月23日)に迫っています。新嘗祭はどうなるんだろう…。皇太子殿下が代わりを努められるのかな?とちょっと心配していたところ、皇室研究家の齋藤氏のメルマガで驚くべきことをしりました。長いですが、みなさん読んでみてください。由々しき問題ではありませんか???
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 平成23年11月19日発行                  vol.214
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 斎藤吉久の「誤解だらけの天皇・皇室」
 (「斎藤吉久の天皇学研究所」メールマガジン)
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 1 際限なく蹂躙される新嘗祭
   ──皇太子殿下のお出ましまでが簡略化
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 陛下が発熱と気管支炎でご入院なさったのが6日(日曜日)の夜でしたから、それからちょうど2週間になります。昨日18日の皇室医務主管の発表によれば、39度近くあったお熱は前々日から下降傾向にあるようです。まずは一安心です。
http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/kohyo/kohyo-h23-1...

 気がかりなのは祭祀です。同じく昨日、宮内庁が公表したところによれば、皇室医務主管、東大病院の医師の判断に従って、陛下は「新嘗祭へのお出ましを差し控えられることになりました」。
http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/kohyo/kohyo-h23-1...

 旧皇室祭祀令では、新嘗祭は大祭に位置づけられています。第8条2項に「天皇喪ニ在リ其ノ他事故アルトキハ前項ノ祭典ハ皇族又ハ掌典長ヲシテ之ヲ行ハシム」とありますが、宮内庁関係者によれば、新嘗祭だけは別で、代行できないこととされています。

 したがって、皇室の伝統に従えば、陛下がいますが如くに神事が粛々と進められ、神饌御親供、御告文奏上、御直会の分、時間が短縮されることになります。

 けれども今回はそのような祭儀とはならないようです。


▽1 無原則に祭祀に介入する宮内庁

 すでにお話ししましたように、今月1日の段階で、宮内庁は、陛下のご健康問題を理由として、新嘗祭の新たな簡略化を打ち出しました。
http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/kohyo/kohyo-h23-1...

 2月の精密検査の結果がいまごろ報告されたということ自体信じがたいのですが、ともあれ、陛下のお出ましの時間を短縮し、夕の儀も暁の儀と同様に、儀式半ばから出御され、皇族および諸員の拝礼前に御退出(入御)されるようにお願いした、というのです。

 ところが、それだけではないのです。

 八束清貫の「皇室祭祀百年史」によると、本来なら、午後6時に天皇陛下が出御になり、皇太子殿下も相次いで参進されます。神事が進み、神饌が退下し、庭上に参列していた皇族諸員の拝礼がすんで、天皇陛下、皇太子殿下が相次いでお退がりになり、夕の儀が終了することになります。そのあと、暁の儀が繰り返されます。

 けれども、18日の宮内庁発表によれば、「なお、皇太子殿下は、夕の儀及び暁の儀の両儀式とも、儀式の半ば過ぎに、拝礼のために参進され、皇族及び諸員による拝礼の前に退出なさいます」とされています。

 新嘗祭簡略化の理由は陛下のご健康問題ですから、皇太子殿下のお出ましまで簡略化する必要はないはずです。宮内庁は何を根拠として、皇室の伝統に無原則の介入をしているのでしょうか?


▽2 10月1日の旬祭も親拝がない

 すでにご承知のように、戦前の皇室令は日本国憲法の施行に伴い、廃止されましたが、宮中祭祀の伝統は守られてきました。その根拠とされたのは、昭和22年5月の宮内府長官官房文書課長名による依命通牒で、そこには「従前の規定が廃止となり、新しい規定ができていないものは、従前の例に準じて事務を処理すること」と明記されていました。

 しかし依命通牒は50年8月、側近たちによって突然、廃棄され、祭祀は明文的根拠を失ってしまいました。その背景には厳格な政教分離主義がありました。昭和天皇の晩年、そしていま、祭祀がむちゃくちゃに扱われているのはその結果です。

 その無軌道ぶりは、陛下の祭祀へのお出ましが際限なく減り続けていることから明らかです。

 宮内庁が発表している陛下の「ご日程」に基づいて、陛下が宮中祭祀にお出ましになった日数を単純に数え上げると、以下のようになります。伝統を無視し、ご負担軽減の標的にされているのは、火を見るより明らかです。

平成 17年 18年 19年 20年 21年 22年 今年
1月 5日 5日 6日 5日 4日 6日 5日
2月 3日 3日 3日 3日 2日 3日 1日
3月 4日 3日 2日 3日 1日 2日 1日
4月 4日 3日 1日 2日 2日 3日 1日
5月 1日 3日 4日 1日 1日 1日 1日
6月 3日 4日 3日 4日 3日 2日 2日
7月 2日 2日 3日 2日 3日 1日 2日
8月 2日 1日 2日 2日 0日 0日 0日
9月 2日 2日 2日 3日 1日 1日 1日
10月 3日 1日 2日 2日 2日 3日 1日
11月 2日 2日 3日 2日 3日 1日
12月 6日 5日 5日 2日 4日 4日
合計 37日 34日 36日 31日 26日 27日

 2月11日は建国記念の日で、陛下は例年なら宮中三殿で御拝をなさるところですが、今年は検査入院のためお取り止めとなりました。

 10月1日は旬祭のお出ましがあるはずでした。21年1月の宮内庁が公表した御負担軽減策では、「毎月1日に行われる旬祭について、5月と10月以外は御代拝により行う」としていましたが、今年10月は親拝がありませんでした。
http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/kohyo/gokomu-h21-...

 というのも、国体開会式御臨場に伴う山口県行幸の日程が入っていたからです。以前なら、祭祀を優先し、日程をずらしていましたが、いまは逆に祭祀がしわ寄せを受けています。「祭祀は天皇の私事」という発想なのでしょう。占領前期への先祖返りです。

 さらにいえば、祭祀への無理解、無神論的対応が背景にあるものと想像されます。

 以前から左翼チックな研究者やマスコミが「天皇が祭祀に出席・欠席」という表現を使用していましたが、いまでは宮内庁までが、「平成23年10月17日(月)天皇陛下、神嘗祭神宮遙拝の儀(神嘉殿)。天皇陛下、神嘗祭賢所の儀(賢所)。皇后陛下には右膝下の下腿筋膜炎のためご欠席」などと公表するようになりました。

 新嘗祭にお出ましになれない陛下がどれほど無念か、拝察するに余りあります。公正にして無私なる祈りを神々に捧げることこそ、天皇の天皇たる所以だからです。

 平成の大嘗祭で、政府は「稲作中心社会の収穫儀礼」と定義しました。そのような理解は、日本はもはや農耕社会ではない。農耕儀礼は形骸化している。祭祀の根本的見直しという選択肢もあり得る、と宮中祭祀廃止論を展開した皇室研究家のレベルと大して変わりません。

 今日、TPP参加をめぐる議論が賑やかに展開され、日本の稲作の前途を悲観する声も聞こえますが、もはや稲作農業の時代ではないから、天皇の稲作儀礼は簡略化されてかまわない、という論も可能です。

 つまり、当メルマガで指摘してきたように、天皇の祭祀が米だけではなく、米と粟の祭祀であることの意味が理解できないのです。


▽3 減らない御公務

 祭祀の伝統が崩れる一方、陛下のご公務はご負担軽減はかけ声ばかりで、ご多忙の日々が続いてきました。

 陛下のご公務日数を月ごとに計算すると、以下のようなデータが得られます。

平成 17年 18年 19年 20年 21年 22年 今年
1月 22日 21日 22日 21日 19日 23日 23日
2月 17日 18日 19日 22日 19日 17日 17日
3月 23日 22日 22日 25日 24日 26日 22日
4月 21日 22日 20日 20日 21日 22日 23日
5月 20日 25日 22日 19日 20日 23日 20日
6月 24日 23日 22日 25日 25日 23日 23日
7月 18日 20日 21日 22日 27日 20日 23日
8月 23日 18日 22日 19日 19日 23日 21日
9月 22日 26日 22日 25日 22日 23日 23日
10月 25日 25日 24日 24日 26日 24日 25日
11月 26日 25日 26日 26日 22日 24日
12月 22日 24日 22日 16日 24日 23日
合計 263日 269日 264日 264日 268日 271日

 一目瞭然、ご公務は減りません。なぜでしょうか?

 宮内庁は6日、ご体調について、「これまでのご疲労が相当蓄積し、お身体の抵抗力が低下しているご状況にあられると拝察されますので……」と発表していますが、まるで他人事のように聞こえませんか?

 考えてもみてください。陛下の国事行為は、7日以降、皇太子殿下が臨時代行されていますが、15日には、皇太子殿下だけでなく、秋篠宮殿下もご公務の代行をはじめてお務めになりました。皇太子殿下が長野県を行啓なさっていることから、秋篠宮殿下が陛下に代わり、秋の叙勲者などと面会されました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111115/t10013972971000....

 御公務を皇太子殿下のみならず、秋篠宮殿下までが代行できるのなら、なぜもっと早い段階で、そのような対応をしなかったのでしょうか。陛下はご高齢で、しかも療養中なのに、です。




 斎藤吉久(さいとう・よしひさ) 昭和31(1956)年、福島県生まれ。弘前大学、学習院大学を卒業後、総合情報誌編集記者などを経て、現在はフリー。オフィス斎藤吉久を主宰。「斎藤吉久の天皇学研究所」代表。
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斉藤氏によると、宮内庁による祭祀簡略化工作は昭和天皇のころから、行われていたそうです。宮中祭祀は天皇陛下の最も重要なお仕事です。祭祀は日本の伝統そのものだからです。国民がどんなに西洋化した生活をしても、歴代の天皇陛下が祭祀を受け継いで下さっている限り、日本は伝統ある誇り高い国でいられるのです。その大事な祭祀がどんどん簡略化されていく・・・。すごく危機感をおぼえます。日本の魂が汚されていくような・・・。竹田恒奉先生こういうことご存知かしら?こういうことどう思うかなあ?

ちなみに、宮内庁に抗議しました!

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こんにちは。私はたんなる一国民ですが、今回の陛下のご入院に絡み、宮内庁に一言言いたくメールしました。陛下のご高齢やご病気にからみ、陛下のご負担軽減のため、宮内庁発表の宮中祭祀の簡略化についての報道を何度か目にしました。

確かに宮中祭祀は陛下にとってご負担であるかもしれません。しかし、皇室や陛下の一番の仕事は祭祀です。
一番大事な祭祀をどんどん簡略化する一方で

ご公務をまったく減らさなかったのは、なぜですか?

陛下のご健康に配慮するなら、ご公務を減らし、皇太子殿下、秋篠宮殿下にかわりを努めていただくように調整をするのが宮内庁のお役目ではないですか?

今回の陛下の入院は宮内庁の責任です!

陛下になにかあったら、絶対宮内庁を許しません!

どうか、陛下のご負担軽減を真剣に考えてください。お願いします。

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宮内庁
http://www.kunaicho.go.jp/

〒100-8111 東京都千代田区千代田1-1
電話:03-3213-1111(代表)
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ご意見information@kunaicho.go.jp <information@kunaicho.go.jp>

友人とTPPやら増税やらと話してみたけれど・・・

2011-11-21 08:20:40 | 日記
先日、同年代の友人とドライブいったんですけど、

TPPのこととか増税のこととか、ちょいと、話題にしてみました。この友人、多分問題意識もってないと思ったので、問題点に気が付いてくれたらと思ったのですが・・・

なんせ、いままで、全く政治や経済の話なんかしたことない娘だったので、みょーに緊張しました。

TPPってしってる?と聞いたら今騒いでるよね。知ってるよというので・・・

<医療保険>

私『TPP参加しちゃったら、公的医療保険が全部自由化されてなくなっちゃうかもしれないんだよ。アメリカが日本の医療保険制度、なくせ。アメリカと同じにしろって言ってきてるんだよ』

友人『えー、それはないよ。ないない、ありえない。そんなの暴動おこるじゃん。』

私『いやいや、ほんとにそういう要求だしてきてるんだって。日本はそれに従わないといけない状況になるかもしれないんだよ』

友人『えー、絶対ないよ。絶対大丈夫だよ。絶対絶対大丈夫!』←それ以上、言うな、ってオーラむんむん。

<労働者の移動の自由>

私『あと、TPP参加国同士で人、労働者の移動が自由になるから、安い賃金ではたらく外国人労働者がどどーと日本に押し寄せてくるんだよ。そうすると、日本人も賃金下げなきゃいけなくなって、給料が下がったり、首になったりするんだよ。給料さがったりしたら、いやでしょう?』

友人『えー、もともと給料下がってきてるしー。私、給料下がっても物価が下がるんならいいよ、別に』

私『・・・・・(ぼーぜん)』


<国の借金>

私『そもそも、消費税増税なんて、しなくていいんだよ。復興増税もほんとは必要なくて、国債発行して、公共投資バンバンすればいいんだよ』

友人『えー!?だめだよ。国の借金すごいんだから、国債発行したら、ますます借金増えるじゃん。』

私『いやいや、国の借金は政府の借金で、国民の借金じゃないから。国債は国民からあずかったお金を運用するところがなくて、そのお金で銀行が国から買ったものだよ。国債は国民の資産だから』

友人『いやいや。日本は世界のなかでもダントツで借金の金額が多いっていうよ。』

私『借金というか、国債発行は多いけど、日本が海外にもってる資産も多いんだよ。海外の資産から得られる収入もスゴーく多いんだよ。』

友人『そうなの?だけど、借金はやっぱり返さなきゃだめだよ。いつまでも、国債増やし続けて、子孫に悪影響、ツケ残しちゃいけないよ』←どこかで聞いた台詞・・・。

私『だから、政府の借金、へらすには、景気よくするしかないんだよ。それには、国債発行して、公共投資・・・』

友人『(首をふって)だめだめ、借金は増やしちゃだめ。財源がないっていうなら、増税もしかたないって』



以下さらに増税だ、借金だとディスカッションしてみましたが、延々平行線でした。

いやー、彼女とははじめてこういう難しい話したんですけど、こういう問題に意外と関心もってるんだなーと。TPPにかんしては私の詰めが甘かったので、もうちょっと詳しく説明できたら、もしかしたらわかってくれるかもって思えましたが・・・、

消費税増税と国の借金問題については、かたくなにこちらのいうことを否定していました。
テレビが大好きな娘なので、
もう思いっきり、マスコミの増税、借金プロパガンダにやられちゃってますね。その信じ方がこれだけは絶対ゆずれないって感じで、手ごわい感じ。

しかし、関心あるのはわかったので、初戦は撃沈しましたが、また勉強しなおして、せめて、国の借金についての誤解をとけるようにわかってもらいたいと思いました。


ご拝読ありがとうございました。

知られざる日本の安全神話【いい話】

2011-11-21 07:45:33 | 日本
2004年10月23日
午後5時56分
新潟中越地震発生・・・


そのときに、ひとつの奇跡がおこっていました。


my日本
猫乃介さんの日記に紹介されていた話。
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マグニチュード6.8 最大震度7 震源深さ13km(いずれもWikipediaより)という状況で、210km/hで高速走行していた新幹線が脱線… 常識的に考えたら「乗客乗員全員死亡」を覚悟しなければならないところ、何と死者はおろか、ただの一人のケガ人すら出さなかったという快挙を成し遂げた「とき325号」に対し、マスゴミ連中ときたら、「新幹線が脱線事故起こした~、安全神話の崩壊だ~」って喧伝しまくった。

 ( ゜д゜) …ハァ?

 「とき」は、お客さんを護ったんです。
…これ以上の「安全神話」が他にあるか!!!!!

 世界で最も「速くて安全な」乗り物は、日本の新幹線です。
速いだけならバカでもやれる…でも、安全に止まれなければ、乗り物としての価値は無いに等しい。


http://www.nicovideo.jp/watch/sm3089860

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やっぱり日本の新幹線すごい!すごいよー!
ありがとう!
☆とき325号☆

世界一安全な新幹線クウォリティをつくりあげてくれた、日本の先人たちの努力に感謝いたします!

【TPP動画】青山繁治さんが激怒

2011-11-14 20:29:27 | 外交、国際関係
11月11日、野田総理、とうとう交渉参加表明しましたね。

関係国との『協議に入る』とか、『交渉参加表明したわけではない』わけわかんないこといってますけど、外交の場では明確に参加否定しないんだったら、参加と同じだろー!?

ほんと、やらかしてくれたよね。
死してもその罪はあがなえないから。
おぼえてろよ。日本国民は11月11日という日をわすれないから!

お馬鹿総理のおかげで、アメリカ嫌いになった人、おおいんじゃないですか?
だけど、敵はアメリカじゃありません。あくまで日本の中で日本人の皮をかぶって、日本より外国の利益を優先する連中です。

TPPのことはなんとなく知っていても、どう危険なのかわからない人たちがいっぱいいると思います。TPPの危険性に気が付いているひとたちは、
これから、TPPの危険性をもっと周知しなくちゃなりません。

まわりの人にTPPのやばさを伝えていきましょう。
そして、日本の国会で批准できなくなるまで、反対の声をあげていきましょう!

こちらの動画は野田の参加表明の前に収録されたものですが、
青山さん、野田総理にたいして、ものすごく怒ってます。

くわしくはごらんください。

【TPP】青山繁晴氏が激怒「嘘つくな!野田総理」「メリット何もない」
http://www.youtube.com/watch?v=lpiM1YClstg&sns=em

TPP動画 書き起こし

2011-11-09 23:32:10 | 外交、国際関係
TPP、野田ブー首相が独走しそうな危険度が高まってきました。
こちらの動画かなり広まってるとおもいますが、一部書き起こしてみました。

http://www.youtube.com/watch?v=buBpYJO3Vro&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=KNOHHipRgPc&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=P_nP3eCiZl8&sns=em

書き起こししたのは、
2の冒頭です。

東谷暁さんが過去の国際交渉で途中離脱した実例を挙げていたところです。これは今後の参考になる?と思い、書き起こしてみました。

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東谷:国際交渉でですね、途中でいろいろ交渉中の秘密事項を手にしてからですね、私たちは離脱します…。これは全くバカな話で。ほかの国の国際信用落としますよね。それから今回のTPPの場合にその主体になっていますアメリカが怒り狂いますね。今まで確かに、国際交渉、経済交渉の中で突然降りたってケースはあります。

一番小さなケースはアメリカ中米FTAという、CAFTAという交渉の中で、2000年代なってからですが、
コスタリカという国がですね、最終日、電気の規制をめぐってですね
「こんなのやってらんねーよ」っていって、つまりアメリカが全部を解放しろというふうに言ってしまったんで、最後までだまらしていたんですが、とうとう我慢できなくなって、席を蹴って会場を後にしたと…。これでアメリカ完全に怒りました。5年後にドミニカをいれて同じCAFTAに(コスタリカを)無理やり強制的にいれてしまったという。

それから、先ほど関岡さんがおっしゃってたOECDで、ISD条項入れようじゃないかって、アメリカが強引に96年ごろやったときに、フランスが離脱しました。しかしこの時はほかの大国がみんなフランスを暗黙の支持をしたんですね。だから他の大国が支持をしたときにある大国が抜け出すということはありえるけれども、これはほとんどの大国が支持してくれなければダメだと。

それから、もうひとつは超大国なら抜けても大丈夫です。(笑い)
私がある討論番組に出たときにですね。外務省出身の議員さんがですね
「アメリカはあえて抜け出したことが何度もある」と(言っていた)

例えば
皆さん一番ご存じなのは、これは批准しなかったって意味ですけれど。 京都議定書のですね、最終的にアメリカは批准しないで蹴ってしまった。で、非難されたけれど、国際的な何らかの制裁をくわえることはできないと。なぜかというと相手(アメリカ)がでかすぎるからですね。

で、いま問題になっているTPPの場合は、

コスタリカの例はとてもじゃないけどおよびじゃない。

二番目のほかの大国が支持してくれるか。TPP(参加国で)他に大国ありますか?ないですね。

三番目。日本は超大国か?全然ダメですね。

これは京都大学の中野剛志さんがいうんですが、『国際条約とか、国際交渉時でですね、我々が参加するっていってしまったら、それは婚約をしたようなものなんだ』
これはなかなかいい比喩でですね、僕も使っていたらですね、あるわかい人が「最近は婚約も簡単に破棄するんじゃないですか」と(笑)。バカじゃないですかと。こういうの考えてみれば、ほとんど途中で離脱することはできないと思いますね。

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こういう交渉ごとは国力が大きくものをいうのがよくわかりました。


日本真面目にほんとに大丈夫かいな!?

はやく交渉断念しろ~!!!