街道を歩く

日本の街道を歩き、その旅の思いを綴る

雨の中を行く

2009-04-25 21:54:33 | Weblog
朝からあいにくの雨。しかも風雨が強くなるとの予報である。ずっと平地で、中山道旧道を行く。ほとんど土砂降り状態。長良川、揖斐川と越えて、関ケ原の手前、垂井まで約26Kmを歩いた。さすがに疲れた。中津川から4泊5日で、約115Km。今回は、ここで打止めとした。(写真:雨の中の鯉幟)

木曽川

2009-04-24 21:37:43 | Weblog
昨日は、快晴。細久手宿から御嵩宿、伏見宿を経て木曽川を渡り、太田宿(美濃加茂市)に達する。木曽川は水量豊か、青く美しい。遠くに水源の木曽御嶽山が見えた。ご当地の酒蔵(御代桜)に立ち寄り、晩酌用を調達した。本日も晴れ。木曽川の堤防道4~5Km歩く。途中から舟下りで有名な゛ロマンチック街道日本ライン゛沿いの道になって、川の眺めがよい。昨今何でも゛ロマンチック゛をつけるが、品がない。鵜沼宿を過ぎるとあとは岐阜の加納宿まで国道のみ。かなり疲れたが、約28Kmを歩ききった。

昔が残る道

2009-04-22 20:29:19 | Weblog
今日は、朝から快晴。ホテルの部屋から遠くに御嶽山が見えた。今日のコースは、大久手宿を経て細久手宿まで約20Kmで、中山道の中でも昔の姿が大変よく残されていると言われている所。山、坂の連続で、十三峠と地名にもなっている。八重桜、枝垂れ、山吹、木蓮、山ツツジ、若葉、菜の花、…といっぺんに咲き誇っている。のどかなり。細久手では、元尾州藩定本陣といわれる大黒屋に泊まった。偶然オランダから来て街道を歩いている三人の一行と泊まり合わせた。オランダと日本の修好が始まって今年で400年になるのを記念して、平戸から昔の江戸参府の道を歩いているとのこと。5月12日に日本橋にゴール予定。全く驚きだ。

中山道:中津川から

2009-04-22 16:31:24 | Weblog
昨年十月からの続きで、昨日中津川から中山道歩きを開始した。初日は10Kmで、大井宿(恵那市)まで。あいにくの雨。早く着いたので、中山道広重美術館を見学。中山道69次の画の他、東海道53次の保永版後の画の特別展示を見ることが出来た。保永版というのは、よくお目にかる図柄のもので、これが好評でその後何作か広重により東海道物が作られている。図柄は、皆異なる。知らなかった。

花の寺

2009-04-10 22:08:54 | Weblog
昨年来の中山道歩きをまた始めるべく、今日は試運転を兼ねて板橋から大宮まで約20Kmを歩いてみた。初夏のような暑さと日差しで、厚着をしていたので参った。ここは殆ど国道を通るばかりで、さして面白くないが、それでも国道脇に花に囲まれた寺院を見つけた。特に、案内書などにも載っていないが、南蔵院(真言宗)という。