街道を歩く

日本の街道を歩き、その旅の思いを綴る

歩く効用

2007-07-26 19:23:02 | Weblog
ブログも大分ご無沙汰となってしまった。
仕事、ボランティア、地元の自治会の活動と結構忙しいというのが言い訳で、書こうと思えば書けないことはないはずなのだが -----。
さて、地球温暖化の話が近頃どこにでも出てくるが、歩くことくらい炭酸ガスの排出削減に貢献するものはないであろう。最近、故あって次のような簡単な計算をしてみた。
仮に、毎日自家用車で2Kmを走行している人がいるとして、これを歩き(約30分)に変えるとしたら、どのくらい炭酸ガスの削減になるのでろうか?全国軽自動車協会連合会というところの資料によると、普通及び小型乗用車の排気量別保有台数の加重平均は、1925 ccである、即ち平均的に言って、日本の車の所有者は排気量約2000 ccの乗用車を持っているということ。感覚的にはあっていそうですね。そしてこのクラスの平均的な炭酸ガス排出量は1 Km当たり213 グラムである(燃費によって、当然これは変わるが)。従って、2Kmの走行だから、426グラムの炭酸ガス排出が、歩くことにより避けられるということになる。1人1日1キログラムの炭酸ガスを削減しようという運動が政府から提唱されているが、それを考えると車を少しやめて歩くのはかなり効果があることになる。歩くことの問題点は、時間がかかることだが。