街道を歩く

日本の街道を歩き、その旅の思いを綴る

韓国仏教に少しふれる

2008-08-20 20:33:18 | Weblog
ソウルに行ってきた。たまたま泊まったホテルの隣に奉恩寺(ポンウンサ)という大きな仏教寺院があった。広い境内の中、おそらく10箇所位にお堂、山門、鐘堂などの建物がある。新羅時代に建立された、ソウル市内で最も由緒ある寺院とのこと。朝晩訪れてみたが、いつも大変多くの人がお堂の中で祈っている。大半は女性である。境内に入るときも、またお堂の前でも皆頭を下げていて、大変信心深い姿である。韓国は、今やキリスト教の信者の方が仏教の信者より多いと聞いていたが、こうしてみるとまだまだ仏教信仰の厚い方もちゃんといるのだと思った。

盛夏の中

2008-08-08 21:09:44 | Weblog
昨日東京大田区の洗足に行く用事があったので、その帰りに洗足から目黒駅まで炎天下を歩いてみた。洗足池は幕末の西郷隆盛と勝海舟に縁故のある土地でもある。途中広大な都立林試の森公園を抜ける。ここはもと農林省の林業試験所であったが、筑波へ移転後都立公園になっており、都会のオアシスである、蝉の声がワーンワーンと凄い。目黒不動尊に参詣、甘藷先生(青木昆陽)の墓前に会釈して、目黒川を越えて急坂を登り、汗びっしょりになって目黒駅に着く。
今度はその足で、上野の東京国立博物館の「対決 巨匠たちの日本美術」展を見に行った。
絵画、仏像、茶碗などの巨匠達の作品が並んで展示されている。こうして並べて比較すると、美術にさして造詣のない私にでも少しは理解が深まった気がする。円空vs木喰の仏像には初めてお目にかかった。夏休みのせいか大変な人出で,見終えたときはさすがにへとへとだった。約18千歩。