街道を歩く

日本の街道を歩き、その旅の思いを綴る

親不知

2012-07-24 20:45:52 | Weblog
青海から市振までの約13Kmの海岸が親不知と言われる難所である。自動車道にひやひやしながら歩く。半トンネルのようなところが非常に多い。国道と言いながら歩道は全くない。右側は切り立った断崖で、昔あったという波打ち際の道はもはやないようだ。ヒヤヒヤしながら延々と歩く。途中に親不知ホテルがあり、ここから明治時代に作られたという側道が1Km位あった。北アルプスを紹介したウェストンの像もあり、この親不知も訪れたらしい。何故親不知と言われるようになったかという説明文によると、昔平頼盛夫人が恋しい夫に会うために子ずれで親不知の地に達して、ここを通ろうと思ったが子供を波にさらわれた。この悲しみを「親不知 子はこの浦の波まくら 越路の磯のあわと消えゆく」と詠んだことから親不知と言われるようになったとのこと。異説もあるが。

日本海の自転車道

2012-07-06 21:23:39 | Weblog
上越市の西のはずれから糸魚川まで、32Kmの久比岐自転車道が海岸に沿って設けられている。普段は自転車も少なく、ここを歩いてゆくと気持ちがよい。4月ともなると日本海は穏やかで、まさに「春の海 ひねもす のたりのたりかな」の感!