街道を歩く

日本の街道を歩き、その旅の思いを綴る

芭蕉の足跡

2012-06-23 11:40:22 | Weblog
奥の細道紀行で松尾芭蕉は、酒田を立つ時に「酒田の余波日を重ねて、北陸道の雲に望む。遥遥のおもひ胸をいたましめて、加賀の府まで百卅里と聞く」と書いている。酒田~金沢間がほぼ500Kmあり、当時としてははるかかなたで無事着けるのか気掛かりもあったのであろう。約14日かけて上越の高田に到着した。金沢までは約21日かかっている。ここにあげられた句は高田で詠まれ、その句碑は上越市の五智国分寺の境内にある。

雪山

2012-06-05 11:17:44 | Weblog
柏崎の地を通り、米山を横に見ながら歩いてゆくと上越市に入る。3月末であったが、今年は雪が多くまだ随分と残っていた。上越市の高田は名にしおう豪雪地帯であり、日本のスキーの発祥の地でもある。上越市を流れる関川ごしに久比岐、妙高方面の山並みが見える。