街道を歩く

日本の街道を歩き、その旅の思いを綴る

甲州街道が繋がる

2008-04-29 22:26:07 | Weblog
快晴。この5月連休は、好天が続くということで、本当にありがたい。宿を出ると、憧れの甲斐駒ガ岳と鳳凰三山がずっと見えて、なんとも言えず良い気分である。ここら辺りまでくると、釜無川沿いに田園が広がる。韮崎を経て、甲府の武田神社に2時前に到着。武田神社は、武田氏の館跡を神社にしたもの。今日は、有名な風林火山の旗や、信玄が言ったとされる”人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり”という言葉の幟などがいくつもはためいていた。昨年の甲州街道歩きの終点だったので、これで全工程(208Km)が繋がったことになる。本日の歩行は37千歩(約25KM)。

山梨へ

2008-04-28 19:51:36 | Weblog
茅野を7時前に出発。午前中、蔦木宿までは、ただひたすら国道を歩く。面白くもなんともない。富士見峠からの約8Kmの長い坂を下ると、八ヶ岳、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳が見えてきた。素晴らしい!台が原宿は、少し手入れがされて観光客もちらほら。武川という所に泊まる。なんと53千歩(約36Km)と、過去最高になってしまった。これは、距離を見誤って計画したのと、二度道を間違えたため。さすがに、膝が痛くなってまずかったと反省。総じて、ここまでの甲州街道は中山道ほど整備されていない。

中山道から甲州街道へ

2008-04-27 19:27:59 | Weblog
薮原駅前の旅館を、7時に出発。晴れ。宮ノ越宿を過ぎると、やがて中山道中間点の標識あり。京都、江戸からそれぞれ67里38町(268Km)とある。今日は、雪をいただく木曽駒ヶ岳の稜線が見えた。4時間ばかり歩いて、木曽福島に着き、おいしい蕎麦の昼食をいただく。中山道歩きは、今回これでお終い。同好の方と別れ、一人で下諏訪に戻る。好天続きの予報で、甲州街道を甲府まで歩くことにした。下諏訪は、中山道と甲州街道の交点。御柱で有名な諏訪下社がすぐ近くにある。

木曽路へ

2008-04-26 19:38:46 | Weblog
午後から雨との予報なので、7時前に出発。本山宿、贄川宿、奈良井宿と奈良井川沿いを進み、雨。標高1200mの鳥居峠を越えて、薮原宿に至る。鳥居峠は分水嶺になっており、北は奈良井川で信濃川に注ぐ、南は木曽川。峠付近からは、木曽駒ヶ岳と御嶽山が見える筈だが、雨で残念!約25Km、37千歩。

中山道へ

2008-04-25 19:57:55 | Weblog
中山道てくてく歩きを始めた。下諏訪から木曽福島まで約70Kmを二日半で歩く予定。いきなり、道中の真ん中から。塩尻峠にあがると、諏訪湖と八ヶ岳がきれいに見えた。塩尻とは、太平洋側の塩(表塩)と日本海側の塩(裏塩)が交差して通った所という場所で、昔も今も交通の要所。結構大きな町である。ぶどうの産地。桜、桜、桜。また、満開の桜を見られるとは思わなかった。洗馬宿の民宿に泊まる。32千歩。