六名木の囲い(偕楽園 常盤町1-3-3)
水戸六名木といわれる、烈公梅、江南所無、白難波、柳川しだれ、虎の尾、月影という6種類の梅があります。偕楽園の梅林にある、それぞれの代表的な木や、その他の種類の古木は、六角形の竹枠で囲われています。それを目当てにご覧になって下さい。写真は虎の尾です。
六角灯籠(吉田神社 宮内町3193-2)
普通によく見るスタイルの灯籠ですが、これは、笠、火袋、中台が六角形です。随身門の前にあります。
六葉の釘隠(ろくようのくぎかくし 好文亭 常盤町1-3-3)
釘隠は初め、「乳」のように丸型だったそうですが、だんだん装飾化して、種類も豊富になっていったようです。六角形の釘隠は六葉というそうです。さらに、中央に飛び出しているものを「樽の口(たるのくち)」、その下の菊の花のような模様の部分を「菊座」、大きな六角の土台部分を「首座」というそうです。他の六葉の釘隠を見ると、皆、角が上下を向いてるようで、これは曲がっているように見えます。誰かが動かしたようにも見えます。
懸魚の六葉(護国寺不動堂 見川1-2-1)
懸魚にも六葉があるようです。釘隠のように、実用的なものではないようなので、宗教的な装飾物なのでしょうか。
善重寺(酒門町2096-2)
本堂に六角の照明がありました。仏教に六道輪廻(無限に6つの世界で生死を繰り返すという考え方)という考え方がありますので、そうしたことから6が念頭にあってできたデザインなのでしょうか。
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