久しぶりに春の百合が丘公園を見てきました。花の季節がきつつあることが実感できました。
アセビ(ツツジ科)
2月~4月に咲いているようですが、長く咲いているというイメージが強い花です。白からピンク、赤と色のバリエーションもあるようです。前の年の実も残ってたれているようでした。
ウグイスカグラ(スイカズラ科)
漢字では鶯神楽と書くそうです。ウツギ仲間だそうですが、うす赤色で下向きのかわいい花を咲かせていました。
コブシ(モクレン科)
水戸では好まれる花のようで、あちこちで見かけるようです。花の時期に、稲の苗代をつくったり種まきをしたので「田打ち桜」「種まき桜」などともいうそうです。白い花ですが、木を覆うようにびっしりと咲いて大変目立つようです。
ツバキ(ツバキ科)
漢字の「椿」は、中国ではチャンチンというセンダン科の植物のことだそうです。写真の花はヤブツバキの仲間でしょうか。ぼってりとした花は、寒い時期の花という感じがします。江戸時代、徳川秀忠が好んだことから、寛永期に流行があったそうです。ヨーロッパでもシーボルトなどに紹介されて、冬のバラとしてはやったそうです。
モミジイチゴ(バラ科)
トゲのある木本の植物で、花は下向きの白い五弁だそうです。葉がモミジのように3~5裂するので名が付いたようです。黄橙色の集合果は、あまくておいしいそうです。
ユキヤナギ(バラ科)
園芸植物として広く植えられているので、今、あちこちの庭で開花が見られるようです。小さな花ですが、よく見ると、一番外側に雄しべが並び、その内側に蜜を出す蜜腺体があり、中央に雌しべが5個あるそうです。
ネコノメソウ(ユキノシタ科)
よく写りませんでしたが、水辺にネコノメソウが咲いていました。このあと、実が猫の目のように細く裂けるのでついた名前だそうです。黄緑色から黄色へのグラデーションが印象的です。