サクラ(バラ科)
横長の縞模様の皮目で、暗褐灰色だそうです。桜の樹皮は樺細工(桜皮細工)という伝統的な木工工芸品に使われるそうです。また、樹皮は生薬として、解毒、解熱、鎮咳に使われるそうです。
シンジュ(ニガキ科)
樹皮は灰褐色で皮目が多いそうです。別名ニワウルシというそうですが、ウルシの仲間ではなく、かぶれないそうです。シンジュは神樹で、英名tree of heavn(天国の木)などの和訳だそうです。
タラヨウ(モチノキ科)
樹皮は灰褐色でなめらかで、若い枝は緑色だそうです。ハガキノキともいわれ、光沢のある葉の裏側に細い棒などで字を書くと、字の部分が黒くなるそうです。
ツバキ(ツバキ科)
樹皮は灰白色から黄褐色で、なめらか、小さなコブ状の皮目があるそうです。幹は密で固いそうです。長命なようで、水戸市内にある報仏寺や桂岸寺には150年の、那珂市東木倉の吉田神社には300年のツバキがあります。
トウネズミモチ(モクセイ科)
樹皮は灰色でなめらか、皮目が点在するそうです。古くなると縦に裂けるそうです。ネズミモチの葉は葉脈が透けて見えないそうですが、トウネズミモチの葉脈は透けて見えるそうです。