ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の石(7)

2024-03-08 21:13:36 | 水戸

寺額(常照寺 元吉田町2723)
 本堂前にある三の門にかけてある寺額が石製でした。常照寺の山号である「仏日山」が書かれています。墓石などに使われる、御影石が使われてるようです。一の門の寺額は、同じように「仏日山」と書かれた光圀筆の木製のようです。

 

寒水石(常磐神社 常磐町1-3-1)
 弘道館記碑や、吐玉泉に使われている白い石は、寒水石というそうです。寒水石は、水戸藩であった常陸太田市にある真弓山で産出するそうで、今も採石されているようです。常磐神社拝殿の裏側に、大きな寒水石が置かれていました。常磐神社境内にある水神社の御神水が出ている石も寒水石だそうです。

 

民家入り口(栗崎町)
 民家の入口にしばしば大きな石が置かれています。マンション入口などでも見られるようです。装飾的な意味もあるのでしょうが、魔除けの結界石といった意味もあるのでしょうか。

 

岩石標本(茨城大学 文京2-1-1)
 茨城大学の学園祭・茨苑祭(しえんさい)で、地学同好会が岩石標本を展示していました。教室の机に新聞紙を敷いて、その上に多量の岩石標本が無造作に並べられていましたが、学生らしくていいなと思ってみてきました。石の標本は多様で、見るほどに面白いようです。

 

加茂七石(善重寺 酒門町2096-2)
 善重寺の参道脇に加茂七石が並んでいました。加茂七石とは、鴨川の上流である賀茂川や、高野川の水系で採られた石で、八瀬真黒(まぐろ)石・鞍馬石・畑石・賤機糸掛(しずはたいとかけ)石・紅加茂石・紫貴船石・畚下(ふごおろし)石の7種といわれたりするそうです。そろって見ることのできるのは二条城清流園などのようですが、あまり多くはないようです。

水戸の石(6)

コメント
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