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水戸の見て歩き

水戸の魔除け(4)

2024-08-01 21:51:41 | 水戸



宝剣(宝鏡院不動尊 城東1-11-19)
 不動明王が右手に持つ剣を降魔の利剣(ごうまのりけん)ともいうそうです。貪瞋癡(とんじんち 自分の欲するものに執着して飽くことを知らないこと、自分の心に逆らうものをいかりうらむこと、理非の区別がつかないおろかさ)という三毒を断ち切る智慧の剣だそうです。その剣を写真のように奉納する習慣があるようです。




大六天神社(酒門町2607)
 仏教で六欲天の最高位に位置する他化自在天(たけじざいてん)の魔王を祀る神社のようです。神仏混淆や仏典の解釈で、価値の逆転があったようで、守護や魔除けの仏に変化したようです。




だるま(別雷皇太神 元山町1-1-57)
 ダルマも魔除けの性格を持っているようで、赤い色などは、その一つのようです。疱瘡(ほうそう)のはやった時に疱瘡除けとしても使われたそうです。写真は別雷皇太神(べつらいこうたいじん)の節分祭での風景です。




つるし雛(金刀比羅神社 白梅4-7-16)
 つるし雛に下げられる猿のようなかたちをしたさるぼぼの原型は、中国から入ってきた「天児(あまがつ)」だったそうです。猿を「去る」と見て、魔除けの意味も見たようです。神社社務所、拝殿に下げられていましたが、本来の形なのでしょうか。




シーサー(平須町)
 沖縄の魔除け、守り神であるシーサーは、獅子の意味だそうです。水戸でも門や塀にシーサーを置く家が増えているようです。


水戸の魔除け(3)


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