愛宕神社(愛宕町10-5)
鍵を持ったキツネがいました。全国的には、鍵は口でくわえることが多いようですが、ここでは足でかかえています。今のところ鍵のあるキツネは、水戸でここだけで見ました。鍵は、宝蔵や米蔵の鍵というような説明があるようですが、だじゃれ好きな日本人ということを考えると、鍵の音読み「ケン」と、キツネの鳴き声(コンコンといわれますが)の類似からだといえるかもしれません…。
愛宕神社(愛宕町10-5)
上の向かいにあるキツネですが、これはラグビーボールのような宝珠をかかえています。宝珠は仏教でも多く使われますので、その関係が大きいのではとも思えます。神道の場合、宝珠を魂と見るのでしょうか。
常磐神社(常磐町1-3-1)
境内にある常磐稲荷神社にいるキツネです。ひたいに三筋の深いスジがあります。仁王や狛犬のような憤怒の姿をあらわそうとしたのかもしれません。この形のキツネも、ときどき見かけます。
吉田神社(平戸町1979)
ここでは、境内にある鴨川稲荷のキツネに、正月飾りの稲藁が首にかけられていました。
香取神社(中大野716)
たてがみのようなひげや、足にもにたような毛が彫られているようです。このタイプは、お寺の狛犬でも見ることができるようです。