ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸にないもの(1)

2017-06-23 20:39:13 | 水戸

 あるものだけでなく、ないものをさがすということも、町の特長を見るにあたって大事なような気がます。

山と海
 台地と低地でできている水戸市は、海に近いのですが、海はありません。かといって、山を冠する地名はたくさんあるのですが、地図上の山は一つもありません。伝説上水戸と深い関係のある朝房山(あさぼうやま)の山頂は、笠間市です。大変珍しい町のように思います。

民間TV局
 いわゆる民放のテレビ局は水戸にはないようです。ネットなど新しいメディアで、茨城県を包括する影響力のある民放型があるといいのですが。

銭湯
 化石になりつつある銭湯ですが、水戸ではまったくなくなってしまったようで、水戸にあるのは、いわゆるスーパー銭湯のみです。町内の高い煙突はもう見られないのでしょう。

古い商家建築
 上市も下市も、戦災でほとんど焼けてしまったようです。いま、町の中央部を散策しても、昭和20年以前の商業施設の建物はまず残っていないといっていいようです。また上市は江戸時代は武家地がほとんどでしたから、明治以前の商店建物はなかったわけです。

三井住友銀行
 メガバンクの一つである三井住友銀行は、水戸にはありません。撤退したときの残務整理らしい支店が一つ、ビルの8Fに残っていますが、それ以外に支店はありません。それだけ常陽銀行などが強かったということなのでしょう。

コメント
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