みな寺社の参道で見られたものです。石畳は、寺社の荘厳な雰囲気をかもしだすための必須な要素の一つなのでしょう。木漏れ日のもと、寺社の石畳の上を歩くと気持ちが穏やかになりませんか。
常照寺(元吉田町2723)
中央に大きな石が配置され、その左右に切石が飛び石状に並んでいます。歩いてみたくなる美しい参道です。
常磐神社(常磐町1-3-1)
常磐線脇の神社下から石段でつながって本堂に至る石畳参道は、水戸ではたぶん最長でしょう。
別雷皇太神(元山町1-1-57)
参拝の道でもあり、神輿(みこし)の渡御(とぎょ)する道でもあるようです。
水戸八幡(八幡町8-54)
拝殿前の参道です。ここは不定型な石ですが、東側にある参道は四角い石が敷き並べられています。
金上山不動尊(瓦谷4-1)
瓦谷(かわらや)のお不動さんといわれる、明治後期にできた宝船寺の参道です。人気のあったお寺だったそうで、寺前の備前堀を渡る金剛橋は下市信徒によって架けられ、縁日には参詣人が本町まで続いたそうです。