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水戸の見て歩き

水戸の松尾神社

2017-06-20 21:22:58 | 水戸

 京都嵐山にある松尾神社は、酒の神様として全国の酒蔵に崇敬されていますが、酒の神様としては17世紀初めに広く信仰されるようになったようです。祭神は大山咋命(おおやまくいのみこと)と市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)だそうです。もともとは帰化人だった秦(はた)氏が勧請した神社だそうです。
 水戸には、独立した松尾神社はありませんが、境内社としてはいくつかあります。今と違って昔は小さな酒蔵がたくさんありましたから、そうした蔵元が建てた神社もあるのかもしれません。また、神社の祭礼には酒づくりがかなりおこなわれていたでしょうから、その醸造の安全を祈ったのかもしれません。

 

水戸八幡(八幡町8-54)  祭神は大山咋命だそうです。

 

鹿島神社(中河内)  祭神は大山咋命と大己貴命(おおなむちのみこと)だそうです。中河内の鹿島神社はかつて甲(かぶと)八幡といっていたそうですが、元禄9年(1696)に鹿島神社に改名したそうです。近くの素鵞神社に残る源義家の「兜松(かぶとまつ)伝説」と何か関係があるのでしょうか。

 

吉田神社(宮内町3193-2) 鞘堂(さやどう)に収められている6つの小祠の一番右側にあります。

 

稲荷神社(大串町) 笠原神社、松尾神社、大山祇(おおやまつみ)神社の三社が一つの社にはいっています。

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