今回は少し勝手な想像が多いかも知れませんが…。
神崎(かみさき)坂
常磐町1-1と1-2との間の急坂(写真左の坂道です)
神崎寺へのぼる道なのでつけられたそうです。割れた馬頭尊や、急傾斜地崩壊対策のコンクリート井桁に乗せられた地蔵尊などが見られます。正岡子規が水戸市街へ入っていった道でもあるそうです。
窈窕坂
千波公園から徳川ミュージアムへのぼる坂道
徳川光圀が、舟で千波湖から桜川に入り、湧水・お茶の水あたりでおりて、高枕亭(こうちんてい 現徳川ミュージアムあたり)にのぼった坂道だそうです。窈窕(ようちょう)は、美人というイメージではなく、「羊腸(ようちょう)の小径」(つづらおりの小道 箱根八里の歌)のイメージを言い換えしたものではないでしょうか。徳川ミュージアムの私道です。
カウボ坂
白梅2(水戸南高裏)と元吉田(水戸南高運動場)との間の坂道
水戸南高校運動場側の崖からは貝塚が見つかったそうです。今は地元の人もカウボ坂といわなくなったようです。ひょっとするとカーブ坂のなまりではないでしょうか。
五本松坂
備前町7と天王町1の間
ここも急坂で、道路の横筋がそれをあらわしています。坂上の県営釜神アパートには、スターハウス(上から見ると星形に見えるY字型の住宅)があったそうです。
新道坂
愛宕町と松木町の間の坂(常磐墓地西から北方面に下りる坂)
一盃山稲荷参道前の道です。新道といっても古いもののようです。