ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の自慢(3)

2016-10-30 21:23:28 | 水戸

グランドピアノ
 慶応元年(1865)にスタインウェイ社で作られた日本最古のピアノが、茨城県立歴史館にある旧水海道小学校本館の展示室に保存されています。明治4年に横浜のハーパー夫人が購入して、最後に水海道小学校に至ったものだそうです。申し込まないと見ることはできません。(写真は旧水海道小学校本館)

 

宮内町吉田神社
 宮内町の吉田神社は、東夷を鎮定した日本武尊(やまとたけるのみこと)が船をとめて、境内にある朝日三角山で休息したという故事から創建されたそうです。承和13年(846)が資料に出てくる初めだそうですが、日本武尊を祀る最古の神社だろうといわれています。(写真は朝日三角山遺跡)

 

種痘
 徳川斉昭のもとに、本間玄調が中心となって、藩内3、000人を超える人々に種痘を実施したそうです。斉昭は「小児を種痘の苦難から救ってやりたい、そのためには他人の誹謗などかまってはいられない」といったそうです。また、本間は、まず自分の5男に種痘を試みたそうです。(写真は本間玄調)

 

救民妙薬
 編纂した穂積甫庵は、「大君徳川光圀が、求めやすい処方を集めて民を救えと自分に命じたので、397種の薬方を編集して救民妙薬と名づけた」といった主旨の序文を書いています。京都で出版され、初版から100年以上出版され続けたそうです。

 

岩樋を使った水道
 佐倉の人平賀保秀によって設計され、永田勘衛門によって工事がおこなわれ、寛文3年(1662)に完成した笠原水道は、凝灰質砂岩の神崎石(かみさきいし)でつくられた岩樋による地下を流れるものでした。全国的には18番目につくられた水道だそうですが、他藩には暗渠という形での水道はなかったそうです。(写真は復元された岩樋)

水戸の自慢(2)

コメント
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