大好き

私のあなたへの想いが

あなたの幸せを

阻むものならば



この想いすべて

消してしまいましょう



そうして

静かな心で

あなたの幸せを

祈っていたい

進む道

何か

目に見えない力が

働いていると

感じた時



人間は

生かされているのだと

実感した

雪

はらはら雪が舞う
とても静かでとても綺麗
純白純愛のよう

人知れず
少しずつきれいに
積み重なり

それは何だか
私たちの関係に似てる

やがて
暖かい日差しとともに
積み重なった雪も
少しずつ溶け始め

屋根から雪崩のように
どどっという音をたてながら
崩れていきながら

元通り跡形もなく
消えてしまうだろう

でも
その白い景色は
私たちの心の中のどこかに
きっと消えることなく
美しいまま
焼き付けられる

そうきっと

自我

えーって思うことも

はいって従う



そうしなければいけないって思うし

それでいいはずって信じてる



でも

えーの度合いが大きくなって

本当にこれでいいのなんて

私の自我が出始めた時



もろいもろい私たちの関係は

ガラガラと音を立てて

崩れてしまうだろう



そんな時は

大切なものを思い出そう



幸せな優しい光に包まれて

私の自我も

きれいに包まれた状態で

昇華していくだろうから