罪悪感

時を戻せるものなら

何に縛られることのなかった

若かりし頃ではなくて



少しでいい

あなたと出会う前に

戻してみたい



終わってしまった寂しさよりも

あなたを傷つけてしまった

という後悔の方が

今はずっと強いから



想い出をなくしていいから

あなたの心の痛みを

取り去ってしまいたい



そうして

想い出はいらないと

平気で言ってしまえる私のことを

あなたが軽蔑できたなら



あなたはきっと

楽になれるはず

雨の日に

時として

愛が憎しみに代わり
考えられるだけの罵詈雑言を
心の中であなたに浴びせ
気の触れた女のフリして
大声で喚き立てる
シチュエーションを
腹黒い心満載で
頭の中に張り巡らせていたら


ズキズキズキズキ
頭が痛くなって
急に体調がおかしくなった



ごめんなさいごめんなさい



誰に言ってるかは定かでないが
とにもかくにも
ごめんなさいの心で
いっぱいにしたら
自然に頭痛も消えていた


はあ


人は人を憎んだり悪く思ったり
できないようにできてるのかも
しれないなぁなんて
まるで悟りを開いた仙人のように



今日の私の独り言

休息

ふと空を見上げてみたら

晴れ渡って

とても優しい空だった



久しぶりにこんな

静かな心で空を見る



激しい心だったり

悲しい心だったり

どれも幸せのない心で

余裕がなかったなあなんて

のんびり考えてみた



ああ、こんな一時

忘れていた



私の大切な

ゆったりとした時の流れ