心のどこかで

あなたへの想いを



伝えてみたい

伝えたくない



届いてほしい

届いてほしくない



現実世界を



変えてみたい

変えてみたくない



あなたのことを



愛してる

愛してない



心の中の

どこかにある

葛藤を

時に思い出し



すべて否定の"ない"を

取っている

今の幸せに



こちらが正しいと



何も考えないようにして

笑ってる

怒りの矛先

怒りからは何も生まれない

というが確かにそうだ



と言うより



怒りを自分の中にためてしまうと

悪い物が体の中にたまるように

体の調子が悪くなってしまう



怒りを怒った相手にぶつけてしまうと

すっきりするかと思いきや

後味の悪さが体の中に残り

やっぱり

体の調子が悪くなってしまう



だから

怒りは愚痴にして

聞いてくれる友人等にぶちまけよう



一緒に怒ってくれたり

共感してくれれば



怒りは薄れ

忘れていくことができる



愚痴なら聞くから



その後はすっきりしたって

笑ってみようよ

不名誉の勲章

何気なく太ももに触れると

ズキンとした痛みが



何だろうと服をめくってみて

大きな青あざに驚いた



寝ている時に

誰かに踏みつけられた？

ベッドだからありえない



大喧嘩して

誰かに蹴りつけられた？

そんな激しい喧嘩をしたことはない



あれこれ考えているうちに

思い至り叫んでた



傾斜のある芝生の上で

転んで太ももで滑り落ちたんだ



試合を見ている最中の

皆の驚きの顔



笑ってくれればいいのに

心配そうな顔や声に



グラススキーをしたかったのよって



笑ってみたけど

誰も信じてくれなくて



恥ずかしくて

恥ずかしくて



ああ

不名誉の勲章は

なかなか消えそうにない

不思議な人

友人の愚痴を

いつものように聞いていると

思わぬことを言い出した



一刻も早く旦那と離婚して

再婚したい



耳を疑う言葉だった



サ・イ・コ・ン



昼顔のドラマから

不倫に憧れているらしきことは

察していたが



なぜに再婚



これだけ悩まされて苦しんできた

結婚生活を

人を代えてやり直したいとは



とても不思議な人だ



類友っていうじゃない

人を代えても同じ結果だよ

とは言えずに



自分の心の持ち方次第だから

一度遊んでみたらわかるかもね



なんて

冗談のつもりで言ってしまったら

彼女の目がきらっと光ったから

私は一人どきどきして



少々焦っている

歳を重ねるごとに

歳を重ねるごとに



食の好みは

がっつり系からあっさり系に



情熱的な恋愛にも憧れたけど

今は胸焼けしそうできっと無理



体の変化と共に心も変化していってる



世界は自分を中心に回っている

という思い込みは影をひそめ

大切な人たちを中心に回ればいいと



何かしら協力したいという

スタッフ的な立場に

いられればなんて



でもそれは

もう自分は中心ではないという

悲観的な思いからでなく



大切な人の幸せを見ることこそに

自分の幸せを重ねるようになったからで



だから

私はこれからも

歳を重ねて

思い出を重ねて

変化を楽しみながら生きて行こう

生きている限り

本物を見せてもらった



言いながら涙したその人を見て

私たちは胸の奥底からこみ上げてくる

熱いものを抑えられなくなった



その人にお世話になって良かったと

感謝の気持ちでいっぱいになる



一つの夢が終了した瞬間だった



そして私の中の喜びは思い出に変わった



いつまでもこの気分に浸っていたいけど

何だか後ろから

強い力で押されているような感じで



ため息ひとつ



そう

また明日から新しい夢に向かって



わかってる

生きている限り続けるよ



あきらめないってことを