心の模様

心の中の一つ一つを整理して、いつか素敵な部屋にしてみたい。

恋文

2007-08-28 | 思い
最初は、あなたの美しい指に一目惚れでした。


そのしなやかな指で触れられたいって思いました。


誰でも知ることのできる情報を知っていくうち、


いつのまにかあなたに夢中になっていました。


あなたのプライベートは、知りません。


それはつまり、あなたを知らないということに
なるのかもしれないけれど、


そこのところは、想像でいいのです。


でも、あなたのことを考えれば考えるほど、


寂しい結末に思いがたどり着きます。


あなたと私では、縁がない。


縁があれば、もうとっくに知り合いですよね。


でも、諦めません。ないものなら、作ってみましょう。


”袖すりあうも何かの縁”というではないですか。


今世で何とか袖をすりあわせて、来世につなぎたい。


ひょっとしたら来世では、クラスメートくらいに
なれているかもしれない。


そしたら、もう一つ次の世では、お友だちに・・・。


そうして、最終的に私の望む縁とは、・・・。


恋人とか妻の座ではありません。


恋人や妻も、もちろん、あなたに一時でも愛されて
抱かれたりするのですから、幸せだと思います。


ですが、私は、本当に図々しいのですが、


究極の縁、究極の愛がいいのです。


最終的に




あなたのこどもに生まれたいのです。



あなたの血を受け継いで、一生、あなたからの無償の愛を
受け続ける。


私にとっての究極の愛は、無償の愛です。


ずっと遠い未来、縁が深く濃く繋がっていくことを夢見ています。



愛されたい

2007-08-23 | 思い
不満のないところが不満

優しすぎて、刺激がない


別れた理由は、たぶん、こんなくだらないこと


「おまえは、分かってないなぁ。
 女は、愛されてる方が幸せなんだよ。
 おまえは、俺といれば、ずっと幸せでいられる。」


私のわがままで、何度も別れたり戻ったりを
繰り返した



「だって、あなたのこどもを産みたいって
 思えないもの。」

最後の時の私の捨てゼリフ


あなたは、苦笑いしてた

「わかったよ。いつまででも待ってるから、
 また、必ず、連絡してこいよ。」



あれから、何度あなたに連絡しようと思ったことか


でも、自分の吐いてしまった残酷な捨てゼリフを
思い出す度、とどまった


もう連絡できない


月日を重ねるごとに、どんなにあなたに
守られていたかに気付く


”いつまででも待ってる”は、いつまで有効だった?


女は、愛されている方が幸せだと身にしみて
感じる今


ざまーみろって笑ってよ


あなたが今

「俺は、幸せだよ。」って笑っているのを



切に切に願ってる

あの頃

2007-08-21 | 思い
「俺たちって、体的には繋がっていないけど、
 精神的には本当に繋がっているよな。」


あの頃の私たちは、お互いのこと、好きな人のこと、
それこそきわどい事まで何でも話したよね。


「俺たちは、男と女にはなりたくないな。
 男と女になったら、絶対別れが来るから。
 おまえとは、お互い結婚してからも、ずっと
 こんな関係でいたい。別れたくないから。
 おまえは、特別だから。」

嬉しかった。”精神的に繋がっている”と”特別”
は、私の心の中に深く刻み込まれた。



あの頃から、何年も何年も経って、
でも、私の心の中には、いつもあなたがいて、
私の気持ちもあの頃と全然変わっていなかった。

「元気?」

久しぶりに、あなたと電話で話した。

「あの頃、よく話したよね。私たちは、精神的には
 繋がっているよねって。今もまだ、繋がっているかな?」


「精神的にも最初から繋がってなんかいないよ。」

あなたは、ちょっと不機嫌そうに素っ気無く言った。

「どうしてそんな言い方するの?あの頃はもっと・・・。
 変わってしまったんだね。」

「あの頃はもっと何?俺は何も変わっちゃいない。
 変わったのは、おまえの方だろう?」

悲しかった。

たった一人の特別な男友達を失くしてしまったと
感じた夜、

涙が止まらなかった。

あなたは今、何を想ってる?


精神的にも繋がっていなかったんだと
気づいた夜、


そっと静かにあなたを想う。



あの頃はもっと・・・


お互いのことが


大好きだったよね。