心の模様

心の中の一つ一つを整理して、いつか素敵な部屋にしてみたい。

年末と言えば第九

2015-12-31 | 感謝
年末というと第九といった

イメージが私の中に

刷り込まれている



それは昔の彼が

年末に言い続けたことで



忙しくて聴きに行ってられない

なんて三回ほど断って

終わってるから



一度くらい一緒に

聴きに行けば良かった

っていう思いと共に

年末イコール第九というイメージが

固定してしまったようで



年末第九昔の彼その時の情景と

連想ゲームのように

記憶が繋がってきてしまう



覚えていてもらいたい人には

とても有効な

イメージ作戦だと

感心しきりで



でもその彼も今では

関わりのない世の中の人々という

ひとかなげの一部になっている



そして今年も

別れや出会いを繰り返しながら

大切な人や大切なことを

心に残していきたい



頭の中で第九が鳴り響く



誰もが

良い年を迎えられますように

大掃除

2015-12-29 | 日常
今日の大掃除



どうして足の踏み場のないほど

いろんなものを並べてしまったの



普段手の届かない所

普段掃除しない所の

掃除をしようとしてただけなのに



こんなことしてたら

今年中に掃除は終わらない



今年の汚れは今年のうちに

って言うじゃない



もっと要領よく

てきばきしようよ



なんて気だけが急いて

ちょっと休憩って



気付いたら夕方

何してたんだろう



焦る焦る年末

でも待ってはくれない



スピード上げて

よし明日にしよう



こんなんで終わるのか

年末の大掃除



恋心

2015-12-28 | 妄想
あなたがたぶん好きだ

何でだろう

そう思うだけで

心がぼぅっと温かくなる



激しい恋じゃない

求める恋じゃない



だって

私は恋ってどんな感情だったのか

忘れてしまったから



あなたが

幸せになっていくのを

幸せな姿を見ていたいと

ただそれだけを望んでる



恋を忘れてしまった私が

もう一度恋ができるとしたら

その恋心は



相手の心が私に

向いてほしいと

願う心ではなくて



相手の恋が

実ってほしいと

願う心だろう

別世界

2015-12-27 | 日常
海沿いにあるドームで

行われた試合は



年末の慌ただしさなんて

どこ吹く風の別世界で



今日は寒くて

風も強かったから

ドームで良かったなんて

勘違いしてたら



思いのほかの

ドームの寒さに震え



試合内容の

あまりのふがいなさの

怒りに震え



心を静めるはずの青空も

今日は見えなくて



この負のスパイラルを

何とか断ち切らなくてはっと

焦ってる



年が明けたら

またすぐ試合で

どこまで立ち直れるかが課題



この世界に

年末年始はない

少しでも役に立てるのなら

2015-12-26 | 日常

あなた方の娘は

あなた方の助けができるのなら

何でもさせて頂く所存と



いつも冗談を交えて

言っているけど



この年末の忙しい時に

呼び出しがかかるのは

ちょっとばかし

つらいものがあった



でもお世話になっている

数々を思い出し

無下にはできないと

行ってみたら



予想通り年賀状作りで



まず両親の仲の良さが

出てるような写真を撮り



デザインはどれがいいかを

選んでもらい



200枚ほど印刷にかける



その間にも

新しもの好きの父は

最新のパソコンとタブレットの

使い方を私と一緒に

楽しんでいて



実家に帰ると

時間を忘れて居てしまうので

ああしまったなんて



渋滞し始めた道に

イライラしながら



それでも少しは

役に立っているかもと思うと



温かな気分になった

クリスマスの夜に見る夢

2015-12-25 | 妄想
あなたは今より少しだけ

おっとりした感じになっていて



私は今より少しだけ

増えた皺を気にしてて



長かった年月を

あなたはすぐだったと言う



私は自分の立ち位置が

わからなくて



予想通りの

本だらけのあなたのお部屋を



落ち着かない気持ちで

ぐるりと見回しながら

触れていいものか戸惑っている



あなたは年季の入った椅子を

私にすすめ



思いのほか

座り心地のいい椅子に

ちょっとだけ落ち着きを取り戻し



料理に夢中になっている

あなたを見つめる



実現したんだなぁって



クリスマスの夜

あなたと私の未来に

想いを馳せる

年賀状

2015-12-24 | 日常
毎年同じように

何枚もの年賀はがきを

印刷でガーと出してる



でも全然無駄だとは思わない



印刷されたはがき一枚一枚に

ほんの少しのメッセージを入れる



そのメッセージを書く時だけは

ずっと忘れていた人たちを思い出し



何て書こうと考えて

その人とその人の暮らしを

思い浮かべる



この一時が

一年に一回のこの時間が



とても大切だと思うから



たとえ元気?の一言しか

書かれてなくても



本当に元気なのかと

こちらのことを

思い浮かべてくれているような

気がするから



だから面倒でも

メールの一斉送信で

済ませることはしない



時代が違うと言われれば

それまでだけど



これまで出会った人たちを

忘れていない



大切にしたいって

知らせてるような



そんな気がしてる





どうしたら覚えられるのだろう

2015-12-23 | 日常
知らない人と話すことは

苦手ではない



人の顔と名前を覚えるのが

得意でない私には



いつも知らない人と

話してる気にさえなってしまう



仕事関係で困ることはそんなにないが

プライベートでは

いつも悪戦苦闘してる



同じ時間同じ空間にいる人とは

知ってる知らない関係なく

普通に話しかけてしまうせいで



次に会った時に

相手が親しげに手を振りながら

駆け寄ってきた時

誰だろうってびっくりする



話してて

ああ、あの時のと思い出すが

そんなに知らない人なのに

この親しげぶりは何だろうっと

またびっくりする



そして困るのは

どうしても思い出せない人に

ごまかしながら話してても

誰だかわからないことを悟られた時で



ものすごくがっかりした顔を

見てしまったときで



申し訳ない気持ちで

いっぱいになるけど

どうしようもない



だから気を付けて

特徴を読み取れるように

おかしいほどじっと見て

覚えるようにしているけれど



その努力はあまり効果がない



大人の私

2015-12-22 | 妄想
朝の新鮮で冷たい空気が

私の頭と心をリセットさせる



今の環境や状況さえも

リセットされたなら



私は何をするだろう



行ってみたい場所がある

言ってみたい言葉がある



受け入れてほしい場所がある

受け入れてほしい人がいる



誰も見ていない所で手を伸ばし

子供みたいにこっそり

空に向かってジャンプする



そしたら何だか

クスクス笑えてきて



誰かに見つかったら

きっと変な人だと思われる



さぁ今日も大人の私は

大人の私らしく笑っていよう

目は口程に物を言わない

2015-12-21 | 妄想
子供の頃から

思っていることを

本音を言うことがなかった



周りが忙しすぎて

聞いてくれる人が

いなかったせいかもしれない



だから

怪我をしても病気になっても

声に出して訴えることもなくて



誰かが気付かない限り

そのままだったりした



大人になってからも

そんな性格はそのままで



ある日自分の不注意で

相手に伝えないことで

大怪我をしてしまった



血がたらたらと流れ出すような

大怪我だったのに

声を出さずに一人青ざめていた



私の近くに来た友人が気付いて

叫び声をあげ

私は病院に連れられて行った



何も言わなかったことを

ひどく責められた



目は口程に物を言うなんて

嘘っぱちだからって



どんなに

期待しても何も

わかってもらえないって



だから

わかってるだろうってことまでも

すべて言葉で伝えなきゃいけないってこと



何度も何度も言い聞かせられた



わかってほしいと

相手に期待していたと言うより

言っても仕方ないと諦めてたんだとは

言えなかった



でもそれからは

人に迷惑をかけないように



なるべく言葉で表すようにしている