心の模様

心の中の一つ一つを整理して、いつか素敵な部屋にしてみたい。

もし

2009-04-13 | 思い
「もし~なら」なんてことは
誰もがきっと思うこと


でも
子どもと大人では
その使い方がちょっと違う


子どもの「もし」は未来形
もし野球選手になれたなら
もし歌手になれたなら
「もし」で拡がる夢の世界


大人の「もし」は過去形
もしあの時ああならなかったなら
もしああしてたなら
「もし」で顧みる自分だけの世界


大人は子どもに
生きる術を教えるけれど
子どもは大人に
無垢な心を思い出させる


いつも子どものように
「もし」が使えたなら


子どものように
ずっと笑顔でいられるよね

つながり

2009-04-07 | 思い
久しぶりに昔の夢を見た


「ごめんな。」
この一言だけで
悲しそうに俯き加減で
それでも少し笑みを浮かべて


私に背を向けて振り返りもせず
右手だけを挙げながら歩き去って行く


待っててくれるって言ってくれたなら
私は何年でも待つ自信があるのに
待ってていいって言ったなら
あなたはどう思う


声を出したい心の葛藤を繰り返しながら
あなたの背中を見つめてる


泣いているのに気が付いて
目を覚ましていた


夢で涙を流したら
現実でも頬が濡れることがあるって初めて知った
毎日同じ夢を見ることもあるなんてことが
作り話でないことを知った


あれから何年の月日が経ったのだろう
そう
泣きながら目を覚ましているところまでの夢を見た


今、私の胸はあの頃のように痛んだりしない
それどころかあの想い出を微笑ましくさえ感じてしまう


それは
あんなにも悲しかったはずの別れが
今の幸せにつながっていることを
知っているから

2009-04-01 | 思い
子どもたちの
笑い声や道路を走り回る様を
眺めながら歩く住宅街


時には子どものように
スニーカーはいて
ふんわりとやさしい
春色のスカートを翻しながら
思いっきり駆けだしてみたい


大人ぶった私には
せいぜい俯いて
声を出さずに笑うぐらいしかできないけど


何だか嬉しくて
すべてを許せる顔になってしまう


新しい自分
新しい出会い


今新たに
自分の時が動き出す


ちょっと走ってみようか