心の模様

心の中の一つ一つを整理して、いつか素敵な部屋にしてみたい。

今日の一コマ

2022-08-29 | 日常
わりと田舎な競技場
駐車場は便利なところから
埋まって行く

一度出したら
停められそうにないから
近くのコンビニは
グーグル見ながら歩くことに

暑い暑い
10分と少し
全身から汗が噴き出す

ウエットティッシュとお昼のサラダ
冷凍庫にフラッペと書いてあるのを見つけ
手を伸ばす

レジには若いイケメンのお兄さんがいて
買ったことがないと言う
私のフラッペの説明を
優しくしてくれる

肩にショルダー腕にコンビニ袋
片手に日傘もう片手にフラッペ

暑い暑い
テクテク歩く

5分程歩いた所に公園のベンチ
思わず座って
フラッペを太いストローで
グイグイ吸い込んだ

頭がキーンとして
ふぅってなって
ふとコンビニ袋の中を見ると
割り箸が入っていない

いくらウエットティッシュを
買ったからって
手で食べるって思われてないよねなんて
変なつっこみ自分に入れながら

あー
今更取りに戻る気はない

いつもならすぐ気付くのに
イケメンに見惚れ過ぎたらしい

車に戻ってから
仕方なくフラッペのストローで
サラダをかき込む

こんな姿
誰にも見せられたものじゃないことは

言うまでもない

時間の流れ方

2022-08-17 | 日常
10年以上昔の仲間二人に

街でばったり会った



やだぁ久しぶりぃなんて

よく見ないと誰だかわからなくて



ジムの帰りなのぉって

のんびり笑いかけられる



二人とも悠々自適で

私が今日はたまたま年休を

取った日だと言うと



働いてるのぉって

驚いた顔をされた



久しぶりなんだから

近況報告でもしたらいいのに

私は差しさわりのない事しか

言わない



何だかとても気まずくて



仲良かった人たちなのに

全然嫌な人たちじゃないのに



お互いの状況を知らなさすぎて

何をどう話していいかわからない



そのうち

私の目が泳ぎだして

じゃあ またねって



何がそんなに居心地が悪かったのか

帰りの道々考えた



時間の流れ方が違う



二人のまとっている空気は優しい

それはゆっくりとした時間の流れに

身を置いている人たちだからなのか



私がせかせかした世界に

慣れているからだろうか



いや違う

自分の心の余裕のなさだと気づき



少し淋しくなった