カミカクシ

野良出身のももは狭くて細いところが大好き。

時にはブックスタンド代わりに、本と本の間に自分から挟まりに行く程…。

暗くて、狭くて、目立たない場所は自分を守ってくれる事を、本能と経験で知っている。




そんなももが昨日、数ヶ月ぶりに「カミカクシ」になってました。

ここでいうカミカクシは、のん宅流しの奥、水道管隠しに貼られたボードと壁の隙間にももが逃げ込むことをいいます。

その隙間、8センチ。

去年の夏、小さなももが姿をくらまし、出がけ(出勤前！)にパニックになったことがありました。

「ベランダから落ちた？！」
「ドアを開けた隙間から外に出た？！」

「どうしようっ！」ひとりオロオロ…でも、ぎんは平気な顔で過ごしてる。

結局、時間切れで走って出勤、仕事も気が気じゃない。それで急いで帰宅すると普通にももが居て…脱力…。

そんなわけで、カミカクシはのんにとって大迷惑な行動。




昨日は朝からぎんももケンカがヒートアップしてて。

気にせずほっといたら…
ももがいない！

そしてぎんが流しの前で立ち止まってる！！
…
イクメンぎん。
ももにとってヤバイ状態だと自動的にスイッチが入ります。
ももが首輪猿ぐつわでパニックになったときも知らせてくれました。
…



ヤバイっ！！
Σ（゜д゜lll）


今のももは4.3キロ。3キロもない時代と体格が違う。


…挟まったんじゃないか？？


のんパニックMAX。


ももが干物になる前に！！と、プラスドライバーを握りしめ、朝からDIY。

ボードを外すが…ももの姿がない！！


さらにその下、高さ6センチの隙間の奥にいる！！



これ以上はDIYどころか、流しのシンクからIHから全て取り外さないとどうしようもない。

大家さんに連絡しようか、会社に連絡しようか。
イロイロ考えて…


結局、ももが自力で出てくるまで待つことにしました。




それからしばらくの間、ももの格闘が続き。

ゴソゴソ
ズズッ

カミカクシ発生から30分後、
ぎんが見守る中、ももが這い出してきました！



クリクリのお目々で私を見るもも。



私は怒りながら、
「このお騒がせプニプニ坊主っ！」
ももが無事だったのを撫でくりまわして確認しました。




もー…
朝の喧嘩でどれだけ(自分が逃げ込むほど)ぎんを怒らせたのかはわかりませんが。



とにかく！このはた迷惑な隙間は塞ぐことにし、カミカクシ騒動はこれで最後にします(♯｀∧´)