ニューヨークシャドーボックス Atelier Papermoon

教室の様子や自分の作品制作についてお伝えします

第27回国際平和美術展ウイーン・ザルツブルグの旅(その1)

2019-11-11 21:03:07 | 旅行

ウイーンのシェーンブルン宮殿で開催される

第27回国際平和美術展に参加のため、渡航しました。

到着当日はウイーン美術史美術館とベルヴェデーレ宮殿を見学。

ウイーン美術史美術館は、

ハプスブルグ家が収集した膨大な美術品を収蔵する美術館です。

館内に入るとまさに豪華絢爛、階段ホールを飾る美術品、

丸天井の装飾に圧倒されました。

  

   

  

若き日のクリムトが描いたというエジプトとギリシャの女神の壁画も

金色に輝き神々しく見えました。

 

隅板の上のクリムト作品群

 

2階の名画のコレクションは素晴らしく、

フェルメール、レンブラント、ルーベンスなど

ガイドさんの説明と写真撮影に追われつつ、

クラクラしながら鑑賞しました。


フェルメール「絵画芸術」


ブリューゲルの作品群は圧巻で、

東京都美術館でも見ましたが、

やはり本家で鑑賞できたのはとても贅沢な経験でした。

「バベルの塔」は近くで細部までしっかり鑑賞できました。

  

  

 

 

続いて、ベルヴェデーレ宮殿へ。

二つの本館と歴史的な庭園を持つ宮殿で、

最も美しいバロック建築として世界遺産に登録されています。

宮殿にはクリムト、エゴンシーレなど

世紀末アートを代表する画家の作品が展示されています。

   

   

今回最も楽しみにしていたクリムト作品ですが、

日本から戻ったばかりの作品群を改めて

鑑賞でき感動もひとしおでした。

 

東京都美術館で開催されたクリムト展で

一押しだった「ユディット」に再会。

額装があの時と違うような。

 

クリムトの黄金様式が最高潮に達した代表作「接吻」

この作品は初めて鑑賞しました。

重ね塗りされたゴールドの筆使いも間近で確認できました。

 

 


違う人が描いたかと思われるような肖像画や風景画も。

  

  

 

どちらの美術館も照明が日本の美術館より明るく、

細部まではっきり見え嬉しかったです。

あまりの見どころの多さにもっとゆっくり

鑑賞したいと思った1日目でした。


つづく


 

 

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 講師作品 | トップ | 第27回国際平和美術展ウイ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事