ニューヨークシャドーボックス Atelier Papermoon

教室の様子や自分の作品制作についてお伝えします

ピーターラビットのふるさと~イギリス湖水地方を訪ねて~

2016-05-30 16:07:55 | シャドーボックス

ロンドンでの展示会と共に楽しみしていたのが

ピーターラビットのふるさと湖水地方をめぐるツアーです。

私事ですが、夫の勤務先のイメージキャラクターがピーターラビット

だったため、青い上着を着たピーターはいつも身近な存在でした。

シャドーボックスもずいぶん作りました。

今なお世界中の人々に愛されるピーターラビット、

今年は物語の作者ベアトリクスポターの生誕150年に当たります。

この記念すべき年に湖水地方を訪れることができラッキーです。


スタートはロンドンのユーストン駅から電車でオクセンホルム駅まで移動。

2時間の乗車時間も広々としてのどかな自然を眺めながらで、

全く退屈することはありません。

 

駅からバスで「Wray Castle」へ。

ここはポターが子どもの頃、家族で避暑に訪れていたお城です。

裕福だったんですね。

このお城の前に広がる景色は本当に美しく、息をのむほどでした。

遠くに見えるのはウインダミア湖で、後ほど水上観光をします。


次はいよいよベアトリクスポターの住まい二アソーリー村にあるヒルトップへ。

ピーターが顔をひょこっと出しそうな。

藤の花が満開。

部屋はさほど広くはないのですが、

上質な家具や食器が保存展示されていました。

心豊かな当時の生活ぶりがしのばれる調度品の数々。


次はポターのギャラリーがあるエスウエイト湖近くのホークスヘッドへ。

スケッチや水彩画などポターの原画や遺品を展示。

建物は弁護士の夫の事務所だったもの。


かわいいキャラクターショップもありました。


続いて、

アンブルサイドからクルーズ船にのり、ウインダミア湖を遊覧。

風が爽やかで、景色もため息が出るくらい美しく、豊かな自然を満喫。


ボーネス・オン・ウインダミアへ到着。

 

船着き場近くにローラアシュレイデザインのホテルが。


少し歩くとピーターラビット公式ショップが。

かわいい小物がいっぱい。


続いてベアトリクスポター・アトラクションへ。

絵本の世界を再現したアトラクション。

生誕150年の記念シールがあちこちに。

全て作り物とわかっていても、癒されます。

ここにいたのねピーター。


ジオラマの後は、ポターの生涯が年代ごとに紹介されています。

ヒルトップのジオラマも。


今回湖水地方を訪ねて、ポターが守りたかった

自然の美しさに浸ることができました。

現在もナショナルトラストとして維持管理が

引き継がれていることに敬意を表したいと思います。


 

 

 

 

 

 

 

 

 
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MINERVA 2016 inLONDON(5.24~5.27)

2016-05-30 13:20:40 | シャドーボックス

 

「MINERVA 2016 in LONDON」が

バッキンガム宮殿正面から伸びるメインストリート

「The MaLL」に面した「MALL GALLERIES」で開催されました。


「MALL GALLERIES」は

エリザベス女王の声明により開設された由緒あるギャラリーです。


英国王立美術家協会(The Royal Society of Brithish Artists)から

認定された日本の名誉会員200名による展覧会で

シャドーボックス作品は、7点展示され、

私もアントンペックの連作を出展致しました。

 

         王室の重要なパレードコースとなる「The Mall」

 

左は「アドミラルティーアーチ」

 

「MALL GALLERIES」の重厚な外観

展覧会場の様子

オープニングセレモニー

 

工芸部門の展示室

シャドーボックスは正面の7点です。

RBAの副会長ミック・デイビス氏と。

来場くださった方から世界中の美術館に展示する

価値があるとのお褒めの言葉をいただき

大変嬉しく思いました。

この作品、日本国内、イタリア、台湾、イギリスと

展示してきましたが、深い歴史と伝統に培われたイギリスの地が

一番馴染むように思われました。

 

エリザベス女王90歳の祝賀ムードに沸く中、

王室にゆかりの深い会場での展覧会に参加できたことは大変光栄で、

忘れられない思い出になりました。

 

 

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2016日韓工芸作品展(金沢21世紀美術館)

2016-05-10 23:07:35 | シャドーボックス

今日から金沢21世紀美術館ギャラリー Bにおいて

「2016日韓工芸作品展」が始まりました。

日本からのシャドーボックス作品は41点展示され、

NY-SHADOWからは三浦、永石、黒崎、澤井講師が参加しました。

 

 私は金沢に縁のある板谷波山の「器素描」を出展しました。

 

板谷波山は明治から昭和にかけて活動した陶芸家ですが、

芸大を卒業後、金沢工業高校の彫刻科の教師として赴任しました。

その後、陶磁科の担当となり、このことが陶芸の道に進むきっかけとなりました。

この作品は私自身とても気に入っていて、

このような形で金沢という地で展示できたことを嬉しく思います。


黒崎講師作品「風神雷神図」


澤井講師「御所車」


永石講師「ピーコック」

 

韓国の作家の工芸品

 

金沢21世紀美術館は話題の美術館だけあって、修学旅行の生徒さんや、

いろいろな世代のお客様で賑わっていました。

 

屋外の展示作品が印象的です。

見る方向で色が変化する「カラーアクティビティハウス」

「ラッピング」

 

残念だったのは一番楽しみにしていた「スイミングプール」が

メンテナンス中で見られなかったことです。

地上から見下ろし、地下から見上げてみたかったです。

 

展示会は、15日(日)までです。

兼六園の新緑も美しく目にしみるようです。

観光を兼ねてお出かけになりませんか。

 

 

 

 

 

 

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MINERVA 2016 in LONDON

2016-05-10 21:07:54 | シャドーボックス
5月24日から27日までロンドンのマルギャラリーで開催される
「MINERVA2016」がBBCワールドニュースで紹介されています。
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