今話題のレース切り絵作家，蒼山日菜さんの切り絵講習会に参加しました。
課題は桜のモチーフ
右の紙を二つにおり、先の鋭利なはさみで、番号に従い、きり抜いていきます。
内側を全部切り抜いたところ 外周を切り抜いたところ
折り畳んだ紙をそっと開いて完成
中心の細かいところから放射状に切っていくこと、無理に引きちぎらないことなど、アートナイフを使うときと共通した注意点がありました。非常に先の鋭利なはさみで、これならシャドーのパーツも全部切れるのではと思うほどでした。
蒼山先生は気さくな美人先生で、楽しむことが一番大切と話されていました。
新刊本にサインして下さり、少しシャドーのお話もさせて頂きました。
今回のシャドーボックス展では、協会オリジナルのテキストを使用しアントンペックのシリーズを制作しましたが、このオリジナルテキストについて会場でもお尋ねがありました。
協会オリジナルのテキストの特徴は、
透明なシートにカットするパーツのラインが印刷されていることと、
作品の上下左右からの断面図と寸法表がセットされていることです。
この特徴により、感覚だけに頼るのではなく、理論的に納得しながら制作を進めることができるのが、ニューヨークシャドーの一番の強みです。
この「数値できちんと示されていること」が、当時まだ理系の片鱗が残っていた私の胸にストンと落ちました。
そして今日まで続けて来ています。
ただ、マニュアルが同じなら全く同じ作品ができるかというと、そう単純ではなく、パーツの表情の付け方一つで大いに個性を表現できるのも、また面白いところです。
会場でテキストを見せてほしいとのご意見をいただきましたが、著作権により、認定教室に参加している生徒、協会関係者以外の方への公開はできないことになっております。
アントンペックの3APプリントにつきましては、私の教室で多少余裕がある物もございますので、お尋ねください。
昨日、第３回シャドーボックス展が盛況のうちに無事終了しました。
ご来場いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。
吹き抜けの開放感ある会場での展示会は、実りある５日間でした。
NY-SHADOWからは、おなじみのアントンペックの作品群を展示しましたが、
シャドーボックスの経験者なら必ず制作する作品だけに
どなたも問題意識を持って真剣に見てくださっているのが印象的でした。
グループごとのブースでは、異なる持ち味が表現されているのが興味深く、
自分たちの作品も客観的に見ることができました。
多くの先生方とお話しできたことも楽しい思い出になりました。
今は心地よい疲労感に浸っています。
昨日、第３回SHADOWBOX ART EXHIBITIONが東京国際フォーラムで開幕しました。
テープカットと同時にたくさんのお客様が来場されています。
私たちのニューヨークシャドーのブースもお陰さまで盛況で嬉しい限りです。
第３回シャドーボックス展がいよいよ明日から東京国際フォーラムで開催されます。
オープン時のテープカットに参加いたします。
１９日２時からはインターネット放送で、ニューヨークシャドー協会についてのお話をする予定です。
お越しをお待ちしております。
Fさんの作品
「ティーポットに花を生けて」
春らしい明るい作品が完成しました。
プリントはABcubeさんのを使用しています。
明日はイースターです。
復活の象徴とされるウサギの絵柄はシャドーボックスでもよく登場します。
一番の代表格はピーターラビットでしょうか。
永遠のキャラクターですね。私も大好きでたくさん作ってきました。
でも今日はかわいらしめの作品で癒されましょう。
Mさんの作品が額に入りました。
ゆったりしたマット使いが作品をより一層引立てていて素敵です。
この時期あちこちのお宅の玄関先に彩りを添えているクリスマスローズ、
謙虚に下を向き、でもしっかり存在感のある風情、心引かれます。
お気に入りのカードがこうして形になると本当にうれしいですよね。
Mさん、季節に間に合ってよかったですね。
かつての職場の同窓会ランチで国立へ出かけました。
幹事さんはきっと桜が満開の頃を見込んで日時を配慮くださったと思うのですが、なにぶんの寒さ続きで、見頃とまでは行きませんでした。
でも朝より帰る時の方が明らかにほころんでいて、なんだか幸せな気持ちになりました。
