花束のシャドーボックス

花束のシャドーボックス、かわいいですね。これだけ揃うとお花畑のようで素敵。
制作者のMさん、楽しみながらひとつひとつ丁寧に作られました。
作品が納められている額が、八角形で、これがまたお洒落なのです。
作品展で是非ご覧下さいね。

上村松園展に行って

東京国立近代美術館で開催されている上村松園展へ行ってきました。
あいにくの雨模様でしたが、作品に魅かれる人たちで、静かににぎわっていました。

どの作品も、気品があり抑制された表現の中に訴えかけてくるものがあり、
まさに「珠玉の決定版」とある通り、最近では一番じっくり鑑賞した展覧会でした。

前期展示の代表作『焔」は、長い髪の精緻な筆運びが般若のような表情にいっそうの凄みを加えていました。

「母子」は、母の慈愛に満ちた眼差しに、涙が出そうになるくらい、感動しました。

若い女性の手の指先、足の指先がピンクに染めてあるのも興味深い発見でした。

敬老の日に

８３歳のYさんが８０歳のときに制作された「Painter's studio」です。
NYシャドーのテキストはとても細かいのですが、根気よく頑張られました。

教室の生徒さんに７０代８０代の方々がいらっしゃいます。

宿題のカットもきちんとこなし、レッスン中の集中力も抜群、生徒の鑑ですね。
作品が仕上がるごとに、心から喜んで下さる姿に、私の方が元気をいただくこともしばしば。

いくつになっても新しいことに挑戦できる心のしなやかさが若さの秘訣でしょうか。
物事を楽しむつぼがたくさんあって、時には失敗も笑い飛ばすおおらかさ、学びたいです。

人生の先輩に、改めて敬意を表したいと思います。