ニューヨークシャドーボックス Atelier Papermoon

教室の様子や自分の作品制作についてお伝えします

額屋さんへ

2019-06-24 21:43:09 | シャドーボックス

今日は先日完成したM.Kさんの「トイメーカー」

の額選びに額屋さんへ行きました。

「ピンク系の茶色」という生徒さんの希望を伝えておき、

候補を準備しておいてもらいました。


まず、候補の額を吟味します。

「どれがいいかしら」悩みます。

額屋さんの提案で新たな額も出てきました。

また悩みます。

 

結局、最初の希望通り、ピンクがかった茶色で

シャビーな感じの額に決まりました。

マットは、シックで可愛い色味のものに。

きっと素敵な額に仕上がると思いますよ。

教室での額入れが楽しみです。

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生徒さん作品

2019-06-24 21:31:53 | シャドーボックス

M.Kさんの「トイメーカー」完成しました。

ほぼ1年かけての力作です。

初めてのキムジャコブス作品でしたが、立派に仕上がりました。

奥行きがあり、ニューヨークシャドーらしい作品です。

 

F.Sさんの「睡蓮」です。

花弁の一枚一枚がとても丁寧にバランス良く貼られていて、

素敵な作品になっています。


A.Mさんの「ビクトリアンレディー」額装が仕上がりました。

とってもゴージャスな額装で作品の雰囲気にぴったり。

改めて額も含めて作品であることを実感しました。

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女の3世代(MOTHER&CHILD)の作品について

2019-06-23 18:28:28 | シャドーボックス

神奈川県民ホールギャラリーでの国際平和美術展では

たくさんの方に「MOTHER&CHILD」をご覧いただきありがとうございました。


この作品は5年前に制作したものですが、予期せぬことの連続で、

色々な意味で思い入れのある作品です。 

 

まずは、制作上、クリムト独特の描写を立体化するのに苦労したことです。

母親の身体のパーツの大きさが不自然なこと、

首の曲げ方がありえない角度であることなど、どう再現するか悩み、

完成まで予想以上に時間がかかりました。


完成後の試練は、作品の表面にシリコンのシミが浮き出してきたことです。

これはあわてました。

貼り直すため再度プリントを購入しようにも、購入元にすでに在庫がなく、

インターネットで探しまくった結果、ニューヨークのギャラリーに

同じ品番のプリントがあることを発見。

同じ品番でも色味や紙の質感が違ったりするのは常なので、

一か八かの注文でしたが、なんと全く同じものが届き、まさに奇跡でした。

 

さらなる試練は、某作品展に出展後、額が壊れて戻ってきたことです。

気に入った額装だったので、本当にがっかりしました。

明らかに、角から落とされ、横からぶつけられ。

   

作品も乱れ髪に。

結局、額も再度作り直しました。 

その後は二人は穏やかに余生(?)を過ごしていましたが

この度また見て頂く機会を得られ嬉しく思っています。

ウイーンには無事に届くよう願うばかりです。

 

 

 

 

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第27回国際平和美術展(日本・オーストリア外交樹立150周年記念)

2019-06-19 22:37:07 | シャドーボックス

神奈川県民ホールギャラリーで第27回国際平和美術展が開催されています。

芸術文化を通じた平和希求をテーマに様々なジャンルの約250作品が展示されています。

シャドーボックスは5作品展示され、私は海外展がウイーンで開催されることを意識し、

クリムトの「女の3世代」から「MOTHER&CHILD」を出展しています。

 

 

 


 

小野先生の作品 

かぐや姫のストーリーがシャドーボックスになっていて、素敵です。

 

 雅予先生の作品 

お花の繊細な表現にため息です。


 岩瀬先生の作品 

聖堂の内部構造が矛盾なく作られていて、感動します。


広い会場に日本画、洋画、書道、写真など

見応えのある作品が展示されていてとても刺激を受けました。

22日まで開催されています。


 

 

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生徒さん作品

2019-06-09 11:35:13 | シャドーボックス

いよいよ梅雨には入り、これからはスプレーがけのタイミングに悩みますね。

焦りは禁物、コンディションの良い時にかけましょう。


T.Sさんの作品です。

チューリップとゼラニウムがティーポットに可愛く活けられています。

明るい色彩で、リビングに飾りたくなる作品ですね。


H.Wさんの「オレンジ色のバラ」です。

神代植物園公園で観察されたそうで、

自信を持って作られた感じが伝わってきます。

花びらが綺麗に生き生きと組まれています。

水滴のアクセントが素敵です。

 


K.Yさんの「バラの詩人」です。


M.Oさんの「トイメーカー」、いよいよ完成間近です。

キムジャコブスの細かさに慣れると、

次のアントンは楽に思われるかもしれません。

頑張ってください。

 

一足早く、夏を感じさせる作品が完成しました。

F.Sさんのコースタルパネルです。

紫陽花がとても丁寧に作られています。

F.Sさんは続けて「睡蓮」を制作中。

たくさんの花弁をバランスよく組み立ててくださいね。


細かい作業が大好きのA.Yさんの「ハーブ」です。

時々、息が止まっています。


「ワイルドローズ」のぶどう部分を制作中のR.Sさん。

実にシワが寄らないよう気をつけながら丸みをつけて、

貼り重ねる作業中。真剣です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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クリムト展

2019-06-07 19:04:52 | 美術鑑賞

今年はクリムトの没後100年、日本とオーストリアの外交樹立150周年にあたり、

ウイーンの芸術をテーマにした展示会が都内2か所で開催されています。

東京都美術館での「クリムト展 ウイーンと日本1900」と

国立新美術館での「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末の道」です。

明日からは銀座シネスイッチで「クリムト」が始まり、まさにクリムトイヤーです。

今日、都美術館の「クリムト展」に行ってきました。

国内で過去最多の代表作が展示されているだけあって、

雨の日にもかかわらず、沢山の人で賑わっていました。


私はクリムトの「女の3世代」の母子像をシャドーボックスにしており、

今回この作品を観る事を一番楽しみにしていました。

本物の絵には、若い母親の肌に透けて見える血管が描かれていることなど

プリント画では気がつかなかったところも発見しました。

それと何より本物作品が放つオーラに心を打たれ、

作品前のソファーでしばしボーッとしておりました。

 

額サイズ 縦75.5㎝横72㎝


この作品、11月に世界文化遺産のシェーンブルン宮殿内で開催される

日本オーストリア友好150周年記念第27回国際平和美術展に出展いたします。

海外展に先立ち、6月18日から6月22日まで

神奈川県民ホールギャラリーで国内展が開催されます。

クリムトがお好きな方に、名画を立体絵にした作品をご高覧いただけたら幸いです。

 

 

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