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五稜郭にある箱館奉行所(函館市)はとてもオススメ♪

2018年05月29日 01時00分00秒 | イベント・外出
 前回、五稜郭タワーや五稜郭での散策についてこのブログで紹介しましたが、今回は五稜郭の中にある箱館奉行所が良かったので紹介したいと思います♪


↑箱館奉行所

 箱館奉行所とは、1854年の日米和親条約で日本最初の開港地のひとつとなった函館(もう一つは下田)に設置された江戸幕府の役所で、北辺警備と対外折衝の重責を担った場所とのことです。

 当初は箱館山麓に奉行所が置かれましたが、港湾から近く防備上不利であったことから、外国船からの砲撃を避けられる現在の五稜郭の場所に1864年に移設されたとのことです。

 しかしながらその箱館奉行所の建物は、箱館戦争終結の2年後の明治4年(1871年)に解体されたようです。

それから約140年。

 1985年に発掘調査を始め、古写真や文献資料・古図面等から奉行所復元の検討を重ね、2006年(平成18年)から工事が開始され、4年間の工期をかけて、材料を吟味し最高の技術を駆使して、2010年(平成22年)に箱館奉行所が復元されたとのことです♪
素晴らしいですね♪

靴を脱いで白いビニール袋に靴を入れ、箱館奉行所へ入ります♪


↑箱館奉行所の案内

入口左側にある自動販売機で大人500円のチケットを購入し、パンフレットをもらって中に入ります♪
建物内は写真撮影は自由とは嬉しかったですね♪


↑パンフレット


↑パンフレット


↑パンフレット


↑パンフレット

奉行所建物の広間はかなり広大です♪


↑広間

それにしてもこの箱館奉行所の建物はさすが素人目にも素晴らしい出来です♪
掛け軸などもありました♪


↑掛け軸


↑広間

建物の中からは赤松の木も見えました♪
1864年頃に建物が完成した頃に植えられた松とのことです♪
感慨深いものがありますね♪


↑赤松の木など


↑掛け軸


↑廊下

 それから開港当時等の歴史の説明も充実していましたね♪
1855年に和親開港、1859年に貿易港として開港された箱館には外国船が数多く往来するようになり、西洋文化が満ちあふれる国際都市として箱館は急速に発展したようです♪
今では信じられませんね♪
それにしてもこの函館湾は風を防げ、恐らく良港だったんですね♪


↑国際都市箱館の説明


↑黒船来航

そして、五稜郭の設計ということで奉行所移転について説明がありました♪


↑奉行所移転の説明

当初は市街地の箱館山の麓に奉行所はありましたが、諸外国に対する防衛策として奉行所が移転されたようです。
その条件は、諸外国からの攻撃に耐えられるよう以下の3つだったようです。
なるほど!
興味深いですね!

(1)港湾から離れていること(外国軍艦の大砲の射程(約2.5km)から外すため)
→海岸線から約3km離れた場所に移転

(2)市街地の近くにあること(当時箱館山の麓に広がっていた市街地との連絡)
→箱館市街地から約5km離れた場所に移転

(3)近くに川が流れていること(奉行所に水を引くことを計画していたため)
→亀田川から引水

 なお箱館港の入口には弁天岬台場があったようです。
西洋式の砲台で、1864年に完成したようです。
実際に外国船を砲撃することはありませんでしたが、旧幕府軍と新政府軍の戦いである箱館戦争の際に、旧幕府軍の防禦地点となったようです。


↑弁天岬台場の説明

 それから五稜郭はこの箱館だけでなく、全世界にあるとは驚きましたね♪
結構ヨーロッパにも五稜郭は多いんですね♪


↑世界の五稜郭


↑ヨーロッパの五稜郭

そして明治維新時の歴史の説明がありました♪
まず旧幕府軍が新政府側の箱館に侵攻し、その後に新政府側が反撃し勝利します♪


↑旧幕府軍の箱館侵攻


↑当時の鉄砲


↑新政府軍の箱館侵攻


↑箱館総攻撃


↑土方歳三の説明


↑箱館戦争の終結

それから映像シアターでは、復元工事の様子がかなり詳しく説明され、全国の宮大工がその技を使い活躍したようで、素晴らしい技術だと思いましたね♪
この映像シアターは特にオススメです!

それから太鼓楼の説明もありました♪
当時は時を知らせる太鼓が置かれ、定刻に時が告げられていたようです♪
なお太鼓楼の屋根は銅板葺きで目立ったため、箱館戦争時には艦砲射撃の標的となり、実際に砲弾が命中したようです。


↑太鼓


↑太鼓楼の説明


↑太鼓楼の説明

箱館奉行所は、復元された当時の建物を体感でき、また幕末や箱館戦争などの歴史の勉強、復元工事の様子を理解でき、とてもオススメです!


お勧めなお話(2017年下半期)

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