第二の人生を満喫!+愛犬ウィル(享年14歳)

還暦で娘・息子は結婚し孫がいます
様々な障害を抱え妻に支えられながら前向きに暮らしてます。

妻と母親

2006-11-25 09:29:34 | 職場と正面から向き合って(終)
               「川の流れは物事に逆らわずに、淡々と流れていく」


この記事は、過去に書いたもので、非公開にしていたものです。
投稿日時も、そのままにしています。

過去の非公開記事から、見つめなおす為、公開します。
自分自身が、どれだけ成長しているのか確認したい。という意味もあります。

カテゴリーをクリックして頂ければ、見やすくなるかと思います。(ペコリ)





昨日からの雪が朝、氷雪になっていた。
子供らを送りに行くのに道路が滑って、冬の感触がある。
家に着いて朝食、洗面
洗面から終わって居間に座ると
妻と母親は何か話していた。
聞いていると、なんかたわいもない話でお互い譲らない。
自分が座っている位置の右側に母、左側に妻と
サンドイッチになって、あまり良い心地ではない。
仕舞いには話をしなくなっていた。
これが、世に言う嫁姑の関係なのだろうか。

確かに、この家には
母親   1世代
自分と妻 2世代
子供ら  3世代
が同居しているからそうなるのかも知れない。
家庭は最小のコミュニティ

妻と母親との話は、私とあなたという自分本位の話だ。
私とあなたという中での話
私とあなたという中に閉じこめられた話
そう感じる。
妻と母親はもとをだだせば、他人同士
そんな話になっても仕方がないのかなぁ。と考えてしまう。

社会でも職場でも、わたしとあなたと言う中に
閉じこめられた話
それは、人間関係

柳澤桂子さんの著書である「生きて死ぬ智慧」の言葉の一節をお借りすれば
得るということがないから
永遠なるものを求めて永遠に努力し
心を覆われることなく生きていけます
心を覆うものがないから
恐れがなく 道理をまちがえるということがないから
永遠の平和に入っていけるのです
私たちが あらゆるものを
「空」とするために 削り取り
削り取ったことさえも削り取るとき
私たちは深い理性をもち
「空」なる智慧を身につけたものになれるのです。

と書かれてあります。
自分はそんなに信心深くないし宗教を信仰するものではないですが
柳澤桂子さんが書かれた文面からは、なるほどと感じされられます。
それは、自分と他人、自分とその他大勢という考え方を正してくれて
いるようにも思います。

人間には我欲があり、それゆえに執着するのではないかとも考えます。
執着することなく「空」のこころを持ちたいと思います。
そうすれば、こころ穏やかになれる気がします。

生きて死ぬ智慧
堀 文子
小学館



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