第二の人生を満喫!+愛犬ウィル(享年14歳)

還暦で娘・息子は結婚し孫がいます
様々な障害を抱え妻に支えられながら前向きに暮らしてます。

始 動

2006-12-19 09:09:14 | 職場と正面から向き合って(終)
         「ポッカリ浮いた雲に気がついた事がありますか」


この記事は、過去に書いたもので、非公開にしていたものです。投稿日時も、そのままにしています。過去の非公開記事から、見つめなおす為、公開します。
自分自身が、どれだけ成長しているのか確認したい。という意味もあります。
カテゴリーをクリックして頂ければ、見やすくなるかと思います。(ペコリ)




今日はリハビリ出勤一回目でした。
まず、朝礼からということで妻に付き添われ職場へ行きました。

昨夜から不安で眠れずに結局は一晩中起きていました。
朝になるにつれ、症状が酷くなり3時間置きに薬を飲んでいました。
朝6時になり妻が自分の部屋にいつものように起こしにきました。
自分は寝ていなくて妻がおはようと言いました。
おはようと返す気力もなく黙っていました。

こころの中は「行きたくない」と叫んでいた。
自分が行くと決めた事
行かないと。。。
窓口Yの期待に応えたい
職場で今、苦しんでいる人
これからの人のため
遣らなきゃ。。
こころの中に想いはある。

自分一人が良ければ良いんじゃない。
同じ様な病気で苦しんでいる人のため
行くんだ。

寝床から起きあがり腹を括る
居間に降りると
また
行きたくない
と言う「こころ」が芽生える。

行く時間が近づく。 刻々と。。。
近づくにつれ症状が出てきた。
薬を飲む
薬が効く
ふらつく
目眩
そして
症状との闘い

服はジャージにウインドブレーカー
今の状態で行けるのは、この服装しかない。
妻に付き添われて車に乗る。
症状が酷くなる。
職場に近くなる
もう限界。。。
言葉も出ないくらい苦しい
職場の正門をくぐる。
職場の朝礼場に着く
みんなは体操をしていた。

妻から車から降ろして貰い
付き添われ、朝礼場に歩く
天と地がひっくり返っている。
自分一人で歩くことさえ、ままならない。
遠くから窓口のYが走り寄ってきて声を掛けた。妻から後で聞いた。

朝礼場に着く。
妻と職場の人に支えられ立っている。
苦しい。辛い。
耐える。耐える。


朝礼が終わる。
妻に寄り添われ車に向かう。
直属上司のKが声を掛ける。 妻に後で聞いた。
車に乗る。
職場の正門を出る。
家に帰る。

家に帰ってからは死んでいた。
起きあがれない。
回復したのは午後3時過ぎ。
それからは、子供らの迎え
夕食時、
妻から「お父さんは今日、出勤出来た」と言った。
子供らや母親は喜んでいた。。。
しかし
自分は苦しいだけ。

明日もりはびり出勤だ。
気が重い。。。
行きたくない気持ちは強い。

まさに、自分との闘いだと感じる。

今の自分は存在すること、それ自体が大切

流れ浮かぶ雲のような存在








最新の画像もっと見る