NTT労組退職者の会広島県支部協議会

NTT労組退職者の会広島県支部協議会の仲間とコミュニケーションを図るツールとして開設

平成30年11月定例句会 第八回「花衣会」

2018年11月29日 14時54分49秒 | 俳句

 

   ~今月の特選句~

 風と来て風と去りゆく蜻蛉かな・・・和子

   俳句・川柳などの短詩型文芸の同好会「花衣会」では、

  毎月各自3句の作品を会報に掲載し発行しています。

   その発行数は、今月で80号になりました。

   昨年から、勉強会として句会を2ヶ月毎に開催しています。

  今回は、その内容を報告します。

 

 第8回 「花衣会」句会開催!!

   と き  平成30年11月26日(木) 午後2時から

   ところ  広島市基町 退職者の会会議室

   出句数  各自3句

   リーダー 立川 良臣

   講 師  岡部 泰行

 

  出句3句の中から、1句ずつ選句した作品を掲載します。

 

   松茸の香りの中に老夫婦・・・岡部 泰行

   身震いに急かされたるや冬支度・・・沖本 恵子

   飛石に真紅の落葉お茶の席・・・勝島 千波

   夕暮れに鈴虫コーラス早歩き・・・立川 良臣

   黄落や遥かに聞こゆ鳥の声・・・土居 旭

   紅葉焚く煙に一すじ神気の香・・・中山洋爾

   石仏の頬に紅さす初もみじ・・・長岡 和子

   秋日和石仏訪ね羅漢山・・・浜本 文雄

   街の音の消えし闇夜の虫時雨・・・林 世紀雄

   笑み誘う休耕田の案山子かな・・・小林 順子 

         

  今回も、力作ありがとうございました。

  勉強会の成果が、少しずつ現れているのではないでしょうか。

   次回は、1月24日(木)午後3時からです。(ハイキングクラブ総会の後) 

  投句は、1月20日頃迄に土居までお願いします。

 

 

      ~じゆうな広場~

    「平成最後の山登り」                   

                         林 世紀雄

   突然だが、この歳になりあせっている。というのも山登りを続けたいが、

  来年は75歳。 来年も今ぐらいの調子で山登りができるのか心配している。

   今はなんとか足腰は動くので、動くうちにいろんな山に登っておきたいと

  思っている。 そんなことで今年は、近くの山から遠くの山に登って来た。

  〇1月

   正月、子供のところに行ったついでに、女房と神奈川県の「大山」(1,252m)

  に。 ケーブルカーで登山口(696m)にある阿夫利神社で初詣、その後早速

  山登り。 天気も良く富士山が目の前に見えて最高の気分。 やっぱり冬でな

  いと富士山は拝めないのか。

  〇5月

   女房と二人で新緑の鳥取「大山」。 天気も良く新緑が眩しい。 森林浴満喫

  の山登りだった。

  〇6月

   鳥取大山山開き当日、観光協会主催の「ガイドと一緒に安心登山」に女房と

  参加。 天気も良く最高。 また、これにまして頂上で田中陽希さんに会い、

  ツーショットの写真撮影、サインをしてもらう。 一つも嫌な顔をしないで気

  持ちよく応じてくれる、感動。「日本300名山全山一筆書き」の旅の途中とか。

  〇8月

   子供と長野、富山に位置する「唐松岳」(2,698m)に。 当初は燕岳にし

  ていたが、台風の影響で天気が悪く諦める。 唐松岳も悪そうだったが思い切

  って決行する。 案の定天気も悪く、その上、山小屋近くの登山道が通行止め、

  尾根を通ることに。 狭くて転落しそう、初心者の山にしては厳しい。もう、

  二度と登りたくない山だ。 

   天気が悪かったおかげで、頂上付近に雷鳥が現れ写真撮影が出来た。

  〇10月

   青森の「八甲田山」(1,585m)に家族3人で。 上毛無岱の階段から見る

  下毛無岱の湿原、草紅葉、木々の紅葉は最高。 また、登山口にある酸ケ湯温泉

  千人風呂で混浴、山ガールがたくさん入って来て・・・・

   次の日は「岩木山」(1,625m)に。 初心者や子供も登れる山とのことだっ

  たが、なんと頂上付近になると岩だらけ、手を付きながら登る。 他の老若男女

  はスイスイ登っている、ああー悲しや。 

   頂上から見る山並み、津軽半島が素晴らしい。 頂上で偶然、広島から来た4人

  組の山ガールに会う。 広島で又会いましょうと言って別れる。 4人とも元気が

  良さそうで羨ましい。

  〇来年はどうなるか分からないが、今年の夏に行けなかった燕岳、秋は涸沢にでも

  と思っている。 身体に爆弾を抱えているし、はてはてどうなることやら。

  八甲田山近くのお茶屋で、長生きするというお茶を飲んだが、さてさて効果は・・・

   一杯飲めば三年長生きし

   二杯飲めば六年長生きし

   三杯飲めば何と驚いたことに

   死ぬまで生きる

   長生きのお茶・・・・・ごちそうさまでした。

 

       *このコーナーは、花衣会会員の自由な想い、意見、感想などをつずったコラムです。

   遠慮なく投稿願います。お待ちしております。(土居記)

 

 

  

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 平成30年11月例会登山 「鈴... | トップ | 平成30年11月ひょっとこ同好... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

俳句」カテゴリの最新記事