NTT労組退職者の会広島県支部協議会

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平成31年4月定例句会 第11回「花衣会」

2019年04月28日 00時11分55秒 | 俳句

 

  ~今月の特選句~

   暖かや忘れ上手な友訪ね・・・和子 

  

         俳句・川柳などの短詩型文芸の同好会「花衣会」では、毎月各自3句の作品を

   会報に掲載し発行しています。

   その発行数は、今月で85号になりました。

    また、昨年から勉強会として、句会を2ヶ月毎に開催しています。

   今回は、その内容を報告します。

 

 

  第11回 「花衣会」句会開催!!

      と き  平成31年 4月25日(木) 午後2時から

    ところ  広島市基町 NTT基町ビル7階 会議室

    出句数  各自3句

    リーダー 立川 良臣

    講 師  岡部 泰行

 

   出句3句の中から、1句ずつ選句した作品を掲載します。

 

    令和とは無縁の森に鳥交かる・・岡部 泰行

    春うららポリスボイスの巧みなる・・・沖本 恵子

    満開の花片に見とれ皆笑顔・・・立川 良臣

    亡き友の塔婆背負いて島遍路・・・土居 旭

    麗日や核の怖さをヒロシマで・・・中山 洋爾

    また一つ歳を重ねて雛納め・・・長岡 和子

    軒下の寒さにタンポポ耐えて咲く・・浜本 文雄

    朝夕に待ちし桜の便りかな・・・林 世紀雄

 

     

     今回も力作ありがとうございました。

    勉強会での研鑽の成果が、少しずつ現れているのではないでしょうか

      次回は、6月27日(木)午後2時からです。 

    投句は、6月20日頃迄に土居までお願いします。

     次回もよろしくお願い致します。

 

 

  

        ~じゆうな広場~

 

    「七福神」                     

               沖本 惠子

 

    七福神とは七人の福徳の神のこと、

   大黒天・恵比寿・毘沙門天・弁財天女・福禄寿・寿老人・布袋和尚。

   私にも七人の福徳の神がいます。

    女神が三人

    男神が四人

    私には何にも勝る素敵な神、イクオール孫です。

    女神は、気立てがひと際良く、思いやり深く、老若男女誰に対しても

   惜しみなく愛情を注ぎます。

    男神は、黙って勝負するタイプと、猪突猛進タイプ等がいますが、

   どのタイプも優しい眼差し、優しい言葉をかけてくれます。

    七人の福徳の神が目の前に現れると、

   心配事も、身体の痛みも和らいでいきます。

   そして、頑張る力も湧いてきます。

    これからも、七人の福徳の神の成長を見守りながら、   

   過ごしたいと思います。

    「子や孫の愛につつまれ我生きる」


 *七福神とは、前述の七つの神様の総称です。

  「七難即滅・七福即生」の説に基づくように、七福神を参拝すると

  七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かると言われています。

  七福神の信仰は、室町時代の末期のころより生じ、当時の庶民性に

  合致して民間信仰の形となって育てられてきました。

  特に農民、漁民の信仰として成長し、現代に生きつずけています


 

  このコーナーは、花衣会会員の自由な想い、意見、感想などを

   綴ったコラムです。

   遠慮なく投稿願います。 お待ちしております(土居記)

 

 

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平成31年4月例会登山/花見 「福王寺山」

2019年04月11日 23時56分24秒 | ハイキング

    山頂にて!!     満開の笑顔です!

 

    福王寺にて!!   石段も苔むして歴史を感じます!

 

 

    弘法大師ゆかりの古刹寺山 

       福王寺山で花見登山を実施!!

  実施月日  平成31年4月3日(水)

   登山地名  福王寺山(広島市安佐北区可部 496.2m)

   集合場所  広交バス勝木線 中大毛寺バス停 午前10時00分集合

   参加者数  11名

   リーダー  岡崎政雄

 

   コース  中大毛寺バス停(10時00分)ー観音坂登山道口(10時10分)―観音坂展望台(11時00分)

      ー不動坂分岐点(11時15分)―駐車場(11時20分)―花見広場(11時30分)―

      福王寺(11時50分)―山頂(12時20分)ー花見広場(13時00分)~花見・昼食休憩~

      下山開始(14時20分)―不動坂展望台(14時45分)ー不動坂登山口(15時10分)―

      岡崎邸(16時00分)

 

     今年度初頭の花見登山は、安佐北区可部の市街地西北にある福王寺山です。 

   山頂近くには、「安芸の高野山」と言われる真言宗の古刹、金亀山福王寺があります。  

   1200年前、弘法大師によって開かれた山岳信仰の古刹と言われており、昭和52年落雷によって

   焼失した本堂は、昭和56年に再建され、仁王門、大師堂、阿弥陀堂、鐘楼、客殿など重厚な

   堂宇の数々が現存しています。

   最盛期には、80棟を超える堂宇があったとのこと。

    境内の奥には、伝説の”金仙の亀”の棲む”金亀池”があります。 

   弘法大師がこの地を訪れた際に、山頂付近にこのような池があるのは珍しいと眺めていると、

   池の中から金色の亀が現れ、一礼して去ることを3度繰り返した。

   三拝の礼で弘法大師を出迎えた金色の亀に因んで、この池は”金亀池”と名付けられました。

    ちなみに、可部の「亀山」の地名は、金亀山(福王寺山)が由来とのこと。

    福王寺から山頂までの山道には、”お山めぐり”といって、四国八十八ヶ所を模した石仏群があり、

   山岳信仰の山であることがよく分かります。

    今回は、年度始めの登山に相応しい歴史的由緒のある山での花見登山となりました。

   残念ながら、桜の花は高所のため咲き初めでしたが、美味しい花見弁当で次回の登山の話し合いを

   しながらの、楽しい有意義な山行となりました。

 

     参加の皆さん、お疲れ様でした!!

    拝読いただきありがとうございます!! 

 

 

 

    観音坂登山道入口です!!

 

    真新しい石柱と歩道案内図!!

 

     観音坂展望台に到着!!   正面の山が阿武山です!

 

    展望台には立派な案内図がありました!!

 

     松本山岳部長の訓示です!!   今日はガンガンいけ~よ!

 

    山ツツジが綺麗に咲いていました!!

 

    もう少しで不動坂登山道の尾根道と合流します!!

 

     観音坂と不動坂の合流(分岐)点です!!

 

    丸太のベンチで一休み!!   やまガールに囲まれてギブアップ!?

 

     もうすぐ駐車場よ~ 頑張って!!

  

    駐車場に到着!!   花見弁当や飲み物の詰込みです!

 

    これ、誰か持って~や!!   ハイ、ハイ!

 

    荷物の詰込み完了!!   さあ、行くか~!

 

     弘法大師御霊跡!!  金亀山 事真院 福王寺の揮毫石碑!

 

    「金仙の亀」の由緒と、亀の石像です!!   甲羅を撫でると幸せになれるとか!

 

    福王寺への参道!!  まだ足どりは軽い!

 

    途中の花見広場に到着!!  ここでシートを敷き、荷物を置く!

 

     花見の準備を済ませて、福王寺へ向かいます!!

 

    仁王門です!!   福王寺で一番古い建物(安土桃山時代)とのこと!

 

     53段の階段の先に本堂が見えてきました!!

 

    福王寺に到着!!    や~れしんど!

 

    境内には巨樹「燈明杉」が聳え立っていました!!   樹齢600年位とのこと!

 

    境内の階段を登ると本堂です!!   本尊は日本最大級の木像、大日不動明王尊です!

 

    きれいに撮れた~!!    ウン まあ それなりに・・・!

 

     境内の奥の”金亀池”へ向かいます!!

 

     残念ながら”金仙の亀”は現れませんでした!!

 

     気を取り直して山頂へ向かいます!!

 

    山頂に到着!!   連なる山々、遥か宮島方面迄見渡せます!!

 

    全員集合!!  晴れやかなひと時です!

 

    手造りの標識が迎えてくれました!!   

 

   ここが山頂三角点です!!    やれ忙しや~!

  

    花見広場へ向けて下山開始!!

 

   途中には、福王寺の歴代住職のお墓がありました!! 

 

    花見広場にて!!    ま~ 一杯やれ~やぁ!

 

    宴もたけなわです!!    よく飲んで喰いました・・・!

 

    談笑しながら帰り支度です!!

 

     足どりも軽く下山開始!!

 

     途中の不動坂展望台にて!!    桜は五分咲きでしょうか!

 

    花のやまガール、よく似合いますね!!

  

    快適な不動坂登山道です!!  よく整備されていました!

 

    本日のリーダー、岡崎邸に到着!!

 

    心ずくしの接待を頂きました!!   ありがとうございます!

 

    解散です!!   お疲れ様でした!

 

 

    参加者の皆さん、ご苦労様でした!!

 

  次回は、

  5月11日(土)「深入山」(1153m 安芸太田町)です。

  集合場所は、JR広島駅北口(ローソン北側道・貸切バス)

  集合時間は、午前8時30分(AL不動院駅、AL中筋駅でも乗車可)

  参加費 5,000円程度(貸切バス、要予約)

  担当 沖本恵子(082-842-2324)です。

 

  (注)電友会ハイキングクラブと同行しますので、日程を変更

     していますので、ご注意ください。

 

  多くの参加をお待ちしております!! (土居記)

   

 

 

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平成31年3月定例句会 第十回「花衣会」

2019年04月10日 00時43分21秒 | 俳句

 

     ~今月の特選句~

   春愁や母の遺品の鯨尺・・・泰行 

  

         俳句・川柳などの短詩型文芸の同好会「花衣会」では、毎月各自3句の作品を

   会報に掲載し発行しています。

   その発行数は、今月で84号になりました。

    また、昨年から勉強会として、句会を2ヶ月毎に開催しています。

   今回は、その内容を報告します。

 

 

  第10回 「花衣会」句会開催!!

      と き  平成31年 3月28日(木) 午後2時から

    ところ  広島市基町 NTT基町ビル7階 会議室

    出句数  各自3句

    リーダー 立川 良臣

    講 師  岡部 泰行

 

   出句3句の中から、1句ずつ選句した作品を掲載します。

 

    戻り寒標本木も縮みけり・・岡部 泰行

    雨止みて猫の額の花芽吹き・・・沖本 恵子

    白梅の花片ヒラヒラ原爆碑・・・立川 良臣

    濁酒に酔いて春日の旅を終え・・・土居 旭

    

    誰がために梅一輪のかほりかな・・・長岡 和子

    妻と歩く田のあぜ道に土筆群れ・・浜本 文雄

    背伸びして柚子とる女の手の白し・・・林 世紀雄

 

     

     今回も力作ありがとうございました。

    勉強会での研鑽の成果が、少しずつ現れているのではないでしょうか

      次回は、4月25日(木)午後2時からです。 

    投句は、4月20日頃迄に土居までお願いします。


     次回もよろしくお願い致します。

 

 

  

        ~じゆうな広場~

 

    「厳島吟行」 三十句                   

               岡部 泰行

 

   平成30年11月16日、厳島への旅。 感ずるままに30句を作り上げて

  みました。 多作多捨を心がけていますが、さて、読者の側へどの位、

  作者の感性が伝わったのか? 甚だ不安です。

   大方の読後感をお聞かせくだされば、幸甚です。

 

         1. 逢いに往く海岸通り 草紅葉

     2. 漂流の落葉七色 渡船場

     3. 日を受けて 落葉輝く十色にも

     4. ティシュ喰む鹿を囲みて 一旅団

     5. 道順を知り尽くしての 鹿の歩幅

     6. 角切られ 善相ばかりの鹿の群れ

     7. 鹿の背を撫でて 外人の三世代

     8. 音もなく舞う落葉 けもの道

     9. 神々は午睡の始まり 山も又

    10. 銀杏散る 朱の回廊の出口にも

    11. 道標の左へ行けば 紅葉谷

    12. 降り頻る銀杏の巨木 町屋裏

    13. ポケットに椎の実多弁 無菌島

    14. 大銀杏 千畳閣と背くらべ

    15. 人力車 人待ち顔に実南天

    16. ガイドの旗 大鳥居差し秋風裡

    17. しばらくは独りの時間 黄落季

    18. 山腹に 倒れしままの遊女墓

    19. 待ち人の来ぬ 夕べ発船ベル

    20. からすには鴉の訛 神の使者

    21. 山茶花の散る度 茶店の他国席 

    22. 焼きたての もみじ饅頭鹿の色

    23. 停泊のヨットゆらゆら 猫じゃらし

    24. 木漏れ日に 読めぬ梵字の苔生して

    25. 一つだけ願掛け 落暉の大聖院

    26. 冬帽子 風にふらふら島を去る

    27. 少しだけ逝き先観える 帰り花

    28. 能舞台 意地悪鴉密議中

    29. 元号の未来予測 新掌祭

    30. 終活の話題の続き 空っ風 

 

   今回は試行的に、字間空け(一字空け)をしてみました

 

 

   *このコーナーは、花衣会会員の自由な想い、意見、感想などを

   綴ったコラムです。

   遠慮なく投稿願います。お待ちしております。(土居記)

 

 

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