NTT労組退職者の会広島県支部協議会

NTT労組退職者の会広島県支部協議会の仲間とコミュニケーションを図るツールとして開設

福山むつみ俳句会 2022.08.22

2022年08月25日 10時17分58秒 | 俳句
 福山むつみ俳句会              2022.08.22    NO.353               
  定例句会の結果 (出席者 互選)  
老いの足一歩二歩三歩と墓参り 林 久晴
夏草や死闘の末のにおいあり 作田嘉弘
父偲び会話のはずむ盆の夕 大平康子
さやけしやデイサービスの迎え待つ 横山ノブコ
球児泣き肩たたき合う夏の空 藤井富志子
ストローの先でカラカラ夏の音 藤原泰江
夏の月暗さほどよき千鳥足 浜谷義和
不意の訪ふ置き薬屋に晝寢覺 多木伸一
田の畔に赤とんぼ二匹睦あみ合 高木光子
   
百日紅  
   福山むつみ俳句会 352号 2022年8月発行 PC編集 浜谷義和  
     *次回 定例句会は9月26日です  
          
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令和4年8月定例句会 第31回「花衣会」

2022年08月17日 11時53分45秒 | 俳句

 

  ~今月の特選句

   開かれし秘仏の扉秋の風・・・和子

   墓庭や先祖見守る百日紅・・・立川

        豪雨禍の側溝あふる苔青し・・・千波

 

 

    40度に迫る連日連夜の「猛暑・炎暑・極暑」、「熱帯夜」・・・。

   一体どのような言葉が相応しいのか、生まれてこの方初遭遇の事象の

   数々に、いささか戸惑っています。

    この世界規模の異常気象にしても、自然災害にしても、もはや異常

   ではなく、当たり前の現象として対処せざるを得ない現実に直面して

   いる。

    科学・技術・文明の発展で、甘い果酒に酔いしれた人類が、果てし

   ない欲望と倫理なき思情により、開発・発展という名のもとに、自然

   破壊を繰り返して来た結果ではなかろうか・・。

    経済的繁栄か、生存かが問われている。

          

    さて皆様、コロナ禍を含め、核戦争の気配等々人類の生存が問われ

   るような厳しい情勢の日々、いかがお過ごしでしょか。 

 

       俳句・川柳などの短詩型文芸同好会「花衣会」では、ささやかなが

   ら、毎月各自3句の作品を会報に投句し発行しています。

    その作品集の発行数は、今月で125号になりました。

    また、平成29年から勉強会として、句会を2ヶ月毎に開催しています。

   今回は、その内容を報告いたします。

 

  第31回「花衣会」句会開催!!

 

        と き  令和4年 8月9日(火) 午後2時から

    ところ  広島市中区基町 NTT基町ビル7階会議室

    出句数  各自3句

    リーダー 立川 良臣

    事務局  土居 旭・濱本 文雄

   

    今回は、その中から1句ずつ選句した作品を掲載いたします。

 

    玉の汗流れる汗も同じ汗・・・沖本 惠子

     野菜とりハサミで切るや蜘蛛の糸・・勝島 千波

     熱砂ゆく街は静寂人まばら・・・小林 順子

    夕暮れや児童帰れと蝉しぐれ・・・立川 良臣

    黒南風や改憲の声吹き荒るる・・・土居 旭

    ヒロシマの空の青さや原爆忌・・・長岡 和子  

    トビウオの見事な滑空青い空・・浜本 文雄 

     参院選野党の仮面音はゆ党・・・松本 健三

 

     今回も力作ありがとうございました。

   勉強会での研鑽の成果が、少しずつ現れているのではない

   でしょうか。

    次回も健吟をお待ちしております。

 

      

     次回の勉強会は、10月11日 (火)午後2時から

   会場は、NTT基町ビル7階 会議室です。

    投句は、3句を10月5迄に濱本さんまでお願いします。

 

 

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福山むつみ俳句会 2022.7.25

2022年08月01日 11時59分03秒 | 俳句
     福山むつみ俳句会         2022.07.25   NO.352               
      定例句会の結果 (出席者 互選)  
会えなくて案ずるのみの夏過ぎる 大平康子
蝉時雨いよいよ始まる甲子園 藤原泰江
夾竹桃咲きてあの日の近づきぬ 多木伸一
町内のここも廃屋夏落ち葉 作田嘉弘
妻不在土用鰻をひとり食む 浜谷義和
身支度し今宵の出番糊浴衣 林 久晴
痛風の夫を残して草むしり 藤井冨士子
打ち上がる花火見上げる子らはしゃぐ 倉田里子
青田波白さぎ一羽美しい 高木光子
 
   福山むつみ俳句会 352号  令和4年(2022年)7月発行  
                   PC編集  浜谷義和
            次回は8月22日の予定です
 
         
   
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