松籟の聞こゆ、早春の松笠山にて！！ 青春の如し、清しき山なり！
松笠観音ゆかりの
松笠山で早春登山を実施！！
実施月日 平成31年2月13日（水）
登山地名 松笠山（東区戸坂 375ｍ）
集合場所 JR芸備線戸坂駅 午前10時集合
参加者数 9名
リーダー 土居 旭
コース 戸坂駅（10時05分）ー琴比羅神社（10時15分）―参道水場（10時30分）
―松笠観音寺（10時50分～11時15分）―八畳岩展望台（11時25分～35分）―
山頂（12時20分）～昼食休憩～下山開始（13時05分）―東浄別れ（13時25分）
―東浄団地バス停13時45分）
今回登る松笠山は太田川の左岸、戸坂町と高陽町にまたがる丘陵の一峰である。
清流太田川の素晴らしい眺めと、中腹の松笠観音寺の参拝という楽しみがある、
近郊ハイカー推奨の山である。
春のような明るい日差しの中を久し振りの汗をかきながら、龍泉寺観音堂、琴比羅
神社（瀧の宮）、湯釜（温泉）跡、真言宗の古刹・龍水山松笠観音寺、市指定天然記
念物・杉、桧、アベマキ、モッコクの群生、弘法大師ゆかりの龍水井（霊水井戸）、
上田宗箇の父祖重氏ゆかりの重氏稲荷神社、等々を拝観した。
松笠観音寺では、タイミングよく登攀された尼僧の住職に出会い、松笠寺の歴史や
故事を親切に説明して下さった。
境内の隅に弘法大師ゆかりの龍水井（霊水井戸）があり、その説明板に「山中有何楽」
（山中に何の楽しみがあるか）の問いに、弘法大師は「澗水一杯朝支命 山霞一咽夕谷神」
（谷川の水一杯が朝に命を支え、山の霞を一飲みして夕べに心を養う）と答えたという。
思わず唸る山岳詩文である。
松笠寺でのひと時、想えば至福のひと時だった。
寺の境内に、松笠山への登山口があった。 八畳岩展望台を経由するコースである。
そのコースの途中に、昨年の豪雨で土砂崩れが起き、3人が亡くなったという谷が
あった。 登山道はどうにか復旧していたが、崩れた山肌はそのままで、頭上には
今にも崩れ落ちそうな巨石が覗いていた。
大自然の猛威を想いながら展望台へ急いだ。・・・・
そして、この後の道中記について、以下の写真で報告させて頂きます。
とりあえず、悪しからず・・・・今回も拝読ありがとうございました。
またお会いしましょう！！ お元気で！（土居記）
清々しい朝の戸坂駅！！ この空の青さよ！
やーれしんど！！ みんなおるかいの～！
早い！！ 皆さんお揃いです！
線路を渡って登山口へ！！ JR芸備線です！
赤い鳥居の目立つ ”戸坂駅登山（参拝）口”！！
程なくして龍泉寺観音堂に到着！！ 静寂の境内にて！！
龍泉寺観音堂（琴比羅神社の別当寺）、広島新四国八十八ヶ所霊場番外寺です！！
巨岩の琴比羅神社の滝（瀧の宮）！！
松笠寺への登攀（参拝）道！！ 結構きつい階段道です！
参拝道を登り切った所の尾根にある湯釜跡！！ その昔温泉が湧いていた所！
松笠観音寺に到着！！ 聖観音菩薩が祀られている真言宗の古刹！
境内に群生する天然記念物の巨樹！！ 樹齢数百年と言われます！
倒木した巨樹の切り株！！ 樹齢400年相当とか！
弘法大師ゆかりの龍水井 ”空海の霊水”！！ 美味しい井戸水です！
本堂左側にある石鳥居の後方に重氏稲荷神社がありました！！
上田宗箇の父祖、重氏を祀った稲荷神社！！
本堂裏の八畳岩展望台への登山道入口！！ 案内板がありました！
展望台コースの途中に、昨年の豪雨災害の土砂崩れ跡がありました！！
頭上には、今にも落下しそうな巨石が覗いています！！
展望台付近の岩場にて！！ もう少しです！
八畳岩展望台へ到着！！ 素晴らしい展望に暫し絶句！
太田川の滔々たるうねり！！ 正面に武田山、火山、右奥に荒谷山が見えます！
市内北部の市街地を背景に、霞を一咽したところ！！
さらに、山頂への道を急いでいます！！ あれ見て！
山頂に到着！！ マイクロウエーブの反射板がありました！
山頂での昼食休憩！！ 至福のひと時です！
春を待つ桜木の前で！！ カメラの準備に手間どっております、すみません！
戸坂東浄団地へ向けて下山開始！！
下山も終盤！！ 顔もほころびます！ やーれしんど！
東浄団地登山口に到着！！ お疲れ様でした！！
皆さん、お疲れ様でした。
次回は、3月13日（水）「曽場ヶ城山」（607.2ｍ 東広島市八本松）です。
集合場所は、JR山陽本線 八本松駅
集合時間は、午前9時40分（広島駅 9時02分）
担当者 沖本 義治（082-842-2324）です。
多くの参加をお待ちしております。
