京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

住宅の保証保険料の意味は?

2010年11月25日 | 不動産売買について
不動産コンサルタントのブログ

私自身この業界に入ったとき、
不思議に思ったこの制度。

近年はこの保証料のない住宅ローンも多く出ていますが、
もともと何のために支払うのでしょう。

その昔、住宅ローンを借り入れるとき保証人を立てていました。
しかし社会構造変化の中で
なかなか保証人を見つけることができなくなった為、
保証会社による保証制度が定着することになったわけです。

この保証会社に支払う保証料、
その額が結構な金額となるのです。

金利や返済年数によっては100万円当たり2~3万円となり、
2000万円の場合でも40~50万円にもなったりします。

ところがこれだけ払っても銀行へ返済が滞った場合で、
単に銀行さんへの債務がなくなるだけで、
債務者の債務がなくなるわけではなく、
債務者は債務の相手先が銀行から保証会社へ移るだけなのです。

これって債務者に何のメリットがあるというのでしょう。

保証会社の多くが銀行関連会社となっているため、
その他手数料の徴収という意味や
銀行の定年退職者の受け入れ先のような存在と
なっていたのではないでしょうか。

近年はこの保証保険料のないローンや
一時金ではなくローン金利上乗せ方式というローンもあります。
是非とも住宅ローンや金融機関もご自分でセレクトすることをお勧めします。
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2兎を追える京都の不動産投資

2010年11月25日 | 収益マンション

京都を好く知る人は解っている。

例えば、
先般問い合わせの方は学生時代を京都で過ごし、
現在は東京住まい。

しかし、学生時代過ごした街並みや
賃貸マンション状況を、
克明に今思い起こしてみたようである。

その結果、
利回りの悪さを入居率に置き換えて見せた。

的確な分析である。
それも現場を知ってたからこそである。

又、一棟購入の顧客でも同じ。
間髪入れず連続で購入している。

それはやはり、
京都のマンション事情が学生さんと社会人需要の
2匹の兎の存在を実体験上理解しているからで、
その結果入居率の良さ即ち空室リスクが低い
ということを身をもって体験していることにある。

近年の観光重視政策や
留学生倍増計画によるゲストシェアハウスそして
大学の京都市内回帰現象で賃貸需要は近年にない盛り上がりとなっている。

京都不動産投資は競合は多いものの
ターゲットを絞ればそれは底堅い需要で成り立つことを
示唆している。

 

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