小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

映画 『ジャイアンツ』(Giant 1956年 米)/ BSプレミアム

2018年03月31日 | 映画
牧場主の妻役エリザベス・テイラー(当時23歳、79歳没)と牧童役 ジェームズ・ディーン(当時24歳) 
  
 約200分間の長い映画だが、映像(蒸気機関車と飼い馬の並走もあり)といいストーリーいい素晴らしい作品だ。ふと大好きな映画『西部開拓史』ならぬ「テキサス開拓史」だと思ったね。いや惜しまれるジェームズ・ディーンさんは中々魅せてくれますね。この映画も9年5ヶ月前に観たことがあるのだが、作品の素晴らしさを再認識した。

 ベネディクト家の桁外れな牧場の広さにアメリカの広大さに思い耽っていたら、ロック・ハドソンが馬の買い付けとエリザベス・テイラーを嫁に連れ帰ったメリーランド州ってどこかと地図で見たらワシントンの隣じゃーないか!テキサスの牧場のほとんどの使用人は隣国のメキシコ人で、たぶん低賃金で雇われている。彼らも大きな差別を受けていたんだ!

 映画が作られた1956年というと小父さんは9歳だが(いや、物語の中では1941年日本の真珠湾攻撃のラジオ?も流れていた)ストーリー展開のフィーリングが実に合う!どんどんジェームズ・ディーンのファンになってきたぞ!(笑)。こんないい映画は最近あるかな~?



概要
 女流作家エドナ・ファーバーが書き終えるのに12年間かかったベストセラー小説を映画化した、ジョージ・スティーヴンス監督の大河ドラマ。中心となるベネディクト家は、移り行くテキサスを映す鏡である。監督は、その日常的な細部を克明に悠然たるテンポの演出で描くことによって、雄大なテキサスのエピックを完成しようとした。また、女性の自立の問題や人種問題など、21世紀になった現在でも直面している問題に対して、先駆的な問題意識を観客に届けている。

ストーリー
 (前略)歳月は流れ、(油田を掘り当て成功し)米国でも屈指の大富豪になった(ひねくれ者の若い牧童だった)ジェット・リンク(ジェームズ・ディーン24歳没)は、私財を投じて病院建設などの慈善事業を展開し、地方の名士の仲間入りを果たした。これに対し本業の牧畜業がうまくいかなくなったが、やはり石油事業に乗り出し巨万の富を得た(広大な土地を持つ牧場主)ジョーダン・ベネディクト2世(ロック・ハドソン59歳没)であったが成り上がり者のジェットの成功を苦々しく思っている。やがてジェットは巨大なホテルを建設し、その祝賀パーティにベネディクト一家を招待する。ジェットの富に張り合うためジョーダンはダグラスDC機を新調しパーティ会場に一家で乗り込む。しかしながら祝賀パレードで娘のラズ2世(キャロル・ベイカー86歳)が、自分に断りもなしにジェットをたたえる王女役でオープンカーに乗っているのを見て不機嫌になる。~wikiから抜粋



Giant (1956) Official Trailer - Elizabeth Taylor, Rock Hudson Movie HD
 
 
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2 コメント

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はちきんイジーさんへ (小父さん)
2018-04-01 21:23:35
>メキシコ人たちが町の農場で低賃金で働いているのは

テキサスとメキシコが隣り合わせだということも確認できました。

映画の中では、牧場で働くメキシコ人がとても貧しい生活をしていて医療も受けられない生活を知ったエリザベス・テーラーが医者を彼らの住むところに連れて行っていました。

夫のロック・ハドソンは、彼らには彼らの生き方があるので関わってはいけないと何度も注意していたわけですが・・・。

やがて、ロック・ハドソンの息子がメキシコ人の嫁をもらい、大富豪になった社長のジェームズ・ディーンや郊外レストランでその嫁が大きな差別を受け、腹を立てたロック・ハドソンの息子にロック・ハドソンが殴りあいをして闘うような筋書きです。

書いている内容が理解できましたでしょうか?(笑)
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Unknown (はちきんイジー)
2018-03-31 22:35:17
メキシコ人たちが町の農場で低賃金で働いているのは
いまもありますものね。
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