木村 和美 Architect

建築家木村和美の日常活動とプロジェクトについてのブログ

●ハブ・ア・ナイス・ウイークエンド

2011-08-27 09:38:09 | Weblog

 

昨日は嵐のようなゲリラ豪雨が突然都心を襲い、一時期排水管もあふれて混乱し、夕刻まで交通網の混雑も続いたようだ。今日もはっきりしない天候だが、もう8月最後の週末とはなってしまった。

アメリカのニューヨーク州ではハリケーンが発生し、避難勧告も出たようだ。あまり自然災害を聞かない東海岸も今年は地震も起こったりして、何となくおかしなことが続いている。

 

暑い夏もいよいよ終わりに近づいてきたが、色々と忙しい夏だった。

久し振りにデザインを考える仕事が幾つかあり、常に頭の中でシミュレーションすることが多く、気の休まらない日が多かった。

今はそれほどではないが、設計の仕事だけに集中していた頃は、休日と言っても、体は休めていても頭の中は常に幾つかの仕事の設計の構想で回転していて、よくやったとは思うが、経営的、時間的にはあまり効率のよい話ではない。

しかし、長年携わってきた設計、デザイン、プランニングという仕事は、のめりこむときりがなく、又構想から現実に物が出来てくる快感は、何にも変えがたい思いがあって勢い没頭してしまうものではある。

 

ある時期から多少割り切って処理することに切り替えてみたので、今はそのような自分の姿勢を客観的に眺める事ができ、ああ、あの時はこうだったのだなと反省することも多い。

 

この週末、菅総理がやっと退陣して民主党代表戦が行われている。

若い時、政治は魔物という事を聞いたことがある。のめり込むと大変だと。当時はそんな青年が結構いた。

お金をそれに費やす人も多かった。 

今それほど情熱を持って政治に向かう人がどれほどいるのだろう。

 

やはり、権力闘争であろうと、何だろうと、一度はそれにのめりこみ向こう傷を受けて、又考え行動する青年が多く出てこないと政治も活性化しないのかと思う。

政治だけではなく取り分け、皆の意見を左右する報道メディア界等もそうだろう。

特に最近大手メディアの意見がはっきりしない感がある。

 

タレントの島田紳助の引退劇でもわかるように、大衆に人気のあるもの、支持されるものはある面いかがわしいものを含んでいるものだと思う。

こんな事を考えられるのも、少しは涼しくなった週末のひと時だからかも知れない。

 

ハブ・ア・ナイス・ウイークエンド!!

 

 

 


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